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▼35話▲ ページ37

-2days.-


-朝-


雪『…ん……。』

明るい光が差し込み、まだ眠っていたい私を強制的に起こそうとしてくる…。

もう春だけど、でもまだ朝は寒くて、コートの中から出ることが出来ない。



……ん?

雪『…コー…、ト…?』


「おはよう。」


横からした声を辿ってみると、私が寝てるソファーの横に、先生が肘を立てて私を見つめていた…。


雪『…先っ、生…!?;;』


柊「何〜、そのお化けでも見たような反応〜…。」


驚いて私は、ソファーから飛び起きた。

雪『(…あれ…?確か昨日、私…。)』

私は、まだ寝ぼける頭を必死に動かしながら、昨日起きた出来事を思い出していた。


雪『(…あ、そうだ私…。






先生の“人質”になったんだった…。)』


昨日起きた事を思い出す内に、私は朝から夜まで
起きた事を全部思い出した。

雪『(それで…、先生に私だけ準備室にいろって言われて…。;;)』

結構焦って考えていたら、先生がソファーの前に座って、声をかけてきた。

柊「雪、体調は大丈夫?昨日みたいに、具合悪い所とかはない?」

雪『え…。あ、はい。今日は、大丈夫…です。昨日
はお薬もちゃんと飲んだし…。』

そう言って、私はなるべく柊先生と会話しないように、そっぽを向いた。

柊「…あ!雪、後で皆んなの所に朝ごはんを持っていくから、手伝ってくれる?」

雪『えっ…あ、はい。

…分かりました…。』


私は“朝ごはん出るんだ…”と、どうでもいい事を考えていると、先生が私へ近づいて来た…。

雪『…?先生…?どうか、したんですか?』

柊「…雪さ、」




柊「その前髪邪魔じゃない?」

雪『…え。;;』

唐突に振られた話に、私はついていけずに呆然としていた…。

柊「いや、実は結構前から気になってたんだよね〜。…だからさ、俺が髪の毛縛ってあげるね♪」

楽しげに話す先生に、私は何か企んでいるのではと
警戒した。

雪『えっ…?!い、いいです…!!;;』

柊「大丈夫だよ。何も企んでないしから。 ただ、
髪の毛縛るだけだから。…だからそんなに警戒しないで?」

雪『……。;;』

先生の目には、嘘を言っているようには見えなかった…。


雪『…派手な髪型には、しないで下さいね…。』

柊「お任せあれ…♪」

私は渋々、先生が座ってる前の椅子に腰掛けた。


-数分後-


柊「…よし、出来た。」

先生は私の希望通り、黒いゴムで普通のポニーテールにして縛ってくれた。

すると、先生は急に黙り込んだ。

雪『…先生?』

私は突然黙り込んだ先生が気になって、後ろを向こうとしたら、後ろから手が回ってきた。


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柊&雪(作者←) - 白桜姫様 ありがとうございます!!(´∀`*) (2019年1月16日 17時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 面白かったです!^ ^ (2019年1月16日 0時) (レス) id: 65e85aeb0b (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者←) - 琴様 …。すみません抜けてましたッッ!!!(大汗)←(深夜投稿者の悪い癖←) (2019年1月10日 22時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 初コメ失礼します。多分なのですが、8話抜けてませんか? (2019年1月10日 21時) (レス) id: 88fe99195c (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者←) - 蘭月様 態々コメントありがとうございます!!頑張って話作りますっ!!(`・ω・´) (2019年1月7日 23時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2019年1月7日 17時

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