▼33話▲ ページ34
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すると先生は警報が鳴った瞬間、ジャケットの小さいマイクに声を入れて、話しだした。
柊「警察の皆さん言った筈ですよ。
“次の指示を出すまで…待っていて下さい。と…”
“大人しくしなければ、生徒達の命は保証しない”と…。」
先生が放送している相手は、多分、朝来た警察の皆さんに言ってるのだろう…。
柊「…いいでしょう。そちらがその気なのであれば……。
“最初の犠牲者は、お前だ…。”」
そう言って、さっき先生の胸ぐらを掴んだ黒髪の
男の子に向かって、先生は掴みかかる。
先生は、黒髪の子の腹を殴った後、さらに膝蹴りをして、孕ませた後に勢いよく首元を蹴った…。
すると、その子は気を失って倒れ、先生がその子の上に跨る。
私はお姉ちゃんと抱き合いながら、手の繋いでいる力を強めた…。
すると、先生が鋭いナイフをポッケから取り出し、両手でナイフを持った。
雪『っ…！！;;』
さ「…雪っ…！！;;」
両手でナイフを持った先生は、勢いよくその子に振りかざした…。
その子の身体から、ドクドクと赤黒い血が流れる…。
雪『…っ…。;;(本当に、…殺され…、たの…？;;)』
目の前で起こった状況を、私は目を逸らしたくても、目が離せなかった…。
すると、ピン留めを止めた女の子が刺された男の子に走り寄った。
甲(?)「殺したのかよ…。本当に殺したのかよって聞いてんだよっ！！！オイ！！」
動揺して声を出す男子だが、柊先生の冷たい目には
“血なんてもの”は、映っていなかった…。
柊「…これで…、大人しくしてもらえますか…。
それともまだ…
“死人を増やしますか…？”」
冷静に低い声で話す柊先生に、私はゾクっと鳥肌が立った…。
柊「今日の授業は、これで…終わりだ。
お疲れ様…。」
バタンとパソコンを閉じた先生は、頭を軽く下げた。
柊「茅野。ノートパソコン持ってこい。」
さ「…え…？」
そう言ってパソコンを叩く先生に、お姉ちゃんは驚いていた…。
柊先生は、紅く染まった黒髪の子の足を持って、
ずるずる引きずりながら、教室を出た…。
柊「…雪。」
雪『…？』
柊「雪も茅野と一緒に来い。」
雪『…え…。;;』
恐怖で固まっている身体を動かして、ノートパソコンを持っていったお姉ちゃんの後を追った…。
-美術室-
さ「…雪。」
雪『…っお姉ちゃん。さっきの…本当に…。;;』
さっき刺された子の事を思い出して、今日で何回目かの身体が震える…。
さ「…っ…。;;」
流石のお姉ちゃんも、限界のようだった…。
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柊&雪(作者←) - 白桜姫様 ありがとうございます！！(´∀｀*) (2019年1月16日 17時) (
レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 面白かったです！^ ^ (2019年1月16日 0時) (レス) id: 65e85aeb0b (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者←) - 琴様 …。すみません抜けてましたッッ！！！(大汗)←(深夜投稿者の悪い癖←) (2019年1月10日 22時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
琴(プロフ) - 初コメ失礼します。多分なのですが、8話抜けてませんか？ (2019年1月10日 21時) (レス) id: 88fe99195c (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者←) - 蘭月様 態々コメントありがとうございます！！頑張って話作りますっ！！(｀・ω・´) (2019年1月7日 23時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年1月7日 17時
