▼2話▲ ページ3
・
さ「…あーっ…痛かった…。;;」
隣で痛そうに肩をぐるんぐるん回しているお姉ちゃん。
雪『…お姉ちゃん、が、悪い…。』
さ「うぐっ…。;;」
私が『自業自得』と言わんばかりに、目で訴えると、お姉ちゃんは、私が殴った所を痛そうに押さえた。
すると…。
「「「ドカンガタンっっ…！」」」
さ・雪「『！？』」
急いでお姉ちゃんと駆けつけてみると、柊先生と、
お姉ちゃんと同じクラスメートらしき子2人が、
笑いながらその光景を見ていた…。
？「HR遅刻すんなよー！」
？「ギャッハハハ！！」
バカにするように、2人の女の子達は去っていった。
さ「…っひどい…。;;」
雪『…。』
その光景を見た私は、尊敬している先生をバカにされて、先程の2人に怒りが湧いてきた…。
それを見ていた私達は、すぐに柊先生の元へ向かった。
雪『柊先生！;;』
さ「大丈夫ですか。」
焦りながら先生の近くまで行くと、柊先生はいつも
と変わらない声音で答えた。
柊「…いいから。チャイム鳴るよ。」
そう言って、転げ落ちた段ボールを拾う柊先生。
先生は、『早く行きな。』と私達に言うが、何故か私はこう答えた。
雪『…先、生。』
柊「…？どうした？」
雪『…私、手伝い…ます。』
柊「…。」
さ「えっ…！;;ゆ、雪…？」
お姉ちゃんが、私を心配そうな顔で見る。
雪『お姉、ちゃん。先、行ってて。また、
“休み時間に会おう…？”』
さ「あ…うん…。じゃあ、雪。また後でね。」
雪『…うん。』
後ろを軽く振り返りながら、お姉ちゃんは教室へ
歩いて行った…。
雪『……先、生。』
柊「…うん？」
雪『…このダンボー、ル、何処まで運べば、いいんで、すか…？』
私は先生に問いかけた。
-美術室付近 廊下-
柊「茅野、ほんとに持てる？大丈夫？」
雪「…あの、流石にこれは持てます…。;;」
あの後、柊先生の荷物を持っていくことになり、
私が『沢山、持ちます。』と言ったら、中身が何も
入ってないような、とてつもなく軽いダンボールを持たされた。(解せぬ。(´Д` )←)
雪『(多分、先生なりの、優しさだと思うけど…
もう少し、頼ってほしい…な。)』
ボーッとそんな事を考えていると、いつの間にか、
美術準備室に着いていた…。
雪『…では、準備室着いたので…私はこれで…』
私は荷物を運び終えたので、自分の教室に向かおうとした。
柊「茅野。」
雪『…？はい…、なんで、すか？』
私は咄嗟に返事をしたら…。
柊「この荷物、もうちょっと運ぶの手伝ってくれるかな。」
先生は、いつもとは違う雰囲気でそう言った。
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柊&雪(作者←) - 白桜姫様 ありがとうございます！！(´∀｀*) (2019年1月16日 17時) (
レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 面白かったです！^ ^ (2019年1月16日 0時) (レス) id: 65e85aeb0b (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者←) - 琴様 …。すみません抜けてましたッッ！！！(大汗)←(深夜投稿者の悪い癖←) (2019年1月10日 22時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
琴(プロフ) - 初コメ失礼します。多分なのですが、8話抜けてませんか？ (2019年1月10日 21時) (レス) id: 88fe99195c (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者←) - 蘭月様 態々コメントありがとうございます！！頑張って話作りますっ！！(｀・ω・´) (2019年1月7日 23時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年1月7日 17時
