▼14話▲ ページ15
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雪『っ…！！;;』
この時の私は、「これ以上何を言っても無駄だ。」と考え、激しい頭痛の事など忘れ、準備室のドアを開けようとした。
だが…。
雪『(ドアが…開かない…？;;)』
必死にドアノブを回しても、全くドアが開く様子がない…。
柊「無駄だよ。」
すると先生が、冷たい声で私に言った…。
柊「そのドアは、“鍵がない”と開けられないよ？」
雪『…ぇ…！？;;』
先生が、人差し指で準備室の鍵(？)をくるくる回して弄ぶ。
柊「だからそのドアは、外側からも内側からも、
鍵がないと絶対に開ける事は出来ない。」
そう言って、ニヤリと笑う柊先生…。
雪『そん、な…。』
私はもう考える事が出来ずに、私は腰の力が抜けてしまったのか、床にぺたんと座り込んだ…。
柊「…まぁ、今日は“夕方の5時まで”、この部屋にいてもらう…。」
雪『“夕方の、5時…まで”…？』
雪『(てことは…、5時になったら、この部屋から出られる…。お姉ちゃんに、会える…！！)』
柊「うん。あ、因みに、5時まで時間をとる理由はね〜、雪の体調を整える為と、1人で考える為の時間…。だよ？」
そう言って、先生は子供のような笑顔で説明した。
雪『(…実際は、“爆弾やら人質やら”、おっかない事しか…やってないけど…。;;)』
(↑そんな子供がいてたまるか。←)
心の中で自分にツッコミを入れていると、私は
“ある事”に気づいた…。
雪『(…あれ…？何か、おかしい気がする…。そもそも何で、そんな夕方まで時間を取るの…？
それに、解答者は“私とお姉ちゃん。” 話し合ったりしないと、クラスの誰かが1人死んじゃう…。
なのに何で…。
“私とお姉ちゃんを避けさせようとしてるの…？”)』
どんどん頭の中に浮かび上がってくる疑問…。
雪『あ、の…。先生！』
柊「…何？」
先生は私の方を振り返り、さっきの怖そうな感じではなく、いつもの優しい普通の感じで、私を目に映した…。
雪『…っ何で、先生は…私とお姉ちゃんを、』
すると、パソコンから警報音が流れた。
…タイミング悪いし、うるさい…。(嫌そうな顔)←
すると先生は、パソコンの画面を観た後に、
小さくため息をついて、何かに喋り始めた。
柊《残念！聞こえちゃった〜。惜しかったね。これから回収に向かいまーす。》
先生は何に喋っているのか、気になって横から見てみたら、沢山置いてあるパソコンに、マイクの線が繋がっていた。
雪『(何…これ…。)』
私は、どうなっているのか状況が把握したくても
出来ずに、混乱していた…。
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柊&雪(作者←) - 白桜姫様 ありがとうございます！！(´∀｀*) (2019年1月16日 17時) (
レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 面白かったです！^ ^ (2019年1月16日 0時) (レス) id: 65e85aeb0b (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者←) - 琴様 …。すみません抜けてましたッッ！！！(大汗)←(深夜投稿者の悪い癖←) (2019年1月10日 22時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
琴(プロフ) - 初コメ失礼します。多分なのですが、8話抜けてませんか？ (2019年1月10日 21時) (レス) id: 88fe99195c (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者←) - 蘭月様 態々コメントありがとうございます！！頑張って話作りますっ！！(｀・ω・´) (2019年1月7日 23時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年1月7日 17時
