▼47話▲ ページ49
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すると先生は、突然窓側へ移動した後、窓の外を見て何かを探しているようだった。
柊「…何で警察が……。
“文香”の携帯を…。」
雪『…？』
表情筋が固まったまま、また先生は話し出した…。
柊「答えろ！文香に…、…っ！？」
先生が続きを話そうとしたら、さっきのピアスの人達が、先生を後ろから抑えつけた…。
雪『ッ！！！;;』
甲(?)「よくもここまで遊んでくれたな！！」
ピアスの人は、先生の上に乗って胸ぐらを掴み、拳を握って殴った…。
雪『ッ〜！！待っt…』
私は殴るピアスの人を止めようとしたら、突然頭が真っ白になった。
雪『(“フミ…、カ…？”)』
雪『(この名前…、何処かで聞いた事がある、ような……？)』
先生がさっき口にしていた名前が、突然私の頭の中に浮かび上がってきた。
雪『(あ、れ……？)』
すると脳裏に、“夕焼けの中、泣いている小さい女の
子と、泣いている女の子の背中をさする”女の人が出てきた…。
するとその女性は、泣いている女の子の頭を撫でながら、何かを呟いているようだった…。
雪『(誰…。)』
その女性の人物の顔を思い出そうとしても、鮮明に
映る夕焼けの光の所為で顔が見えない…。
雪『(誰っ…。)』
お姉ちゃんでも、澪奈ちゃんでもない。
他の人間…。
雪『(貴方は…っ…。)』
ーーー“誰、なの…？”ーーー
すると突然、何かに床が揺れた…。
雪『っ！？！？;;』
その揺れで、私はハッとなり気がついた…。
私は急いで周りを見てみると、さっきまで抑えつけられてた先生が立っていて、抑え込んでいたピアスの人達が、お腹を押さえて悶えていた…。
そして、後ろにあった掃除用具入れが、跡形もなく
スクラップ状態になっており、黒く焦げていた…。
雪『…え…？』
起こっている状況をよく分からずに混乱していると、柊先生が私の横に来た…。
雪『…！柊先生…鼻血がっ…！！;;』
柊「大丈夫だよ。このくらい…」
そう言って先生は、ティッシュを取り出して鼻を軽くかんだ…。
柊「…お前らの行動を見て、俺が何もしないとでも思ったか？」
そう言った後、空いている席に足を上げ置いて、ズボンの裾を捲ると、爆弾のスイッチが顔を見せた…
柊「こっちが本物だ。
そっちはただの“ニセモノ”だよ。」
「…そんな…！！;;」
爆弾の稼働スイッチの”ニセモノ”を、試しに操作する
男子は、悲痛の声を上げた…。
柊「はぁ…お前ら、黒板の前に全員並べ。
はい、ほら並べ！」
そう言って先生は、前に移動する生徒の背中を強く叩いた…。
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柊&雪(作者←) - 白桜姫様 ありがとうございます！！(´∀｀*) (2019年1月16日 17時) (
レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 面白かったです！^ ^ (2019年1月16日 0時) (レス) id: 65e85aeb0b (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者←) - 琴様 …。すみません抜けてましたッッ！！！(大汗)←(深夜投稿者の悪い癖←) (2019年1月10日 22時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
琴(プロフ) - 初コメ失礼します。多分なのですが、8話抜けてませんか？ (2019年1月10日 21時) (レス) id: 88fe99195c (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者←) - 蘭月様 態々コメントありがとうございます！！頑張って話作りますっ！！(｀・ω・´) (2019年1月7日 23時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年1月7日 17時
