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「せんせー？」
私は保健室のベットに下ろされた。
「やっぱ大丈夫やって。先生おらへんし帰ろ。」
そう言うんやけど
いや、でも…って重は言う。
「う〜ん、じゃあちょっと休憩！」
ってベットに寝っ転がった。
「Aも寝ーや。」
枕に肘をついて頭を抱えながら空いてるスペースにとんとんってする重。
今日は体育の授業に大会前のバタバタした部活のサポート、正直ほんまに疲れてた。
ちょっとだけ。ちょっとだけの休憩。そう思って重の隣に寝っ転がった。
「なんか、あったん？」
右横から聞こえてくる聞きなれた声。すっごい落ち着くなぁ。
でも私、なんであんなボロボロになったんや…
「分からへん。」
「そっか、そのうち分かるよ。｣
無理に聞いてこーへんこの感じ。
ひとつのベットに2人で寝てすっごい距離が近くても、無言でも全く気まずくないこの感じ。
重に最近気になる事、見たこと聞いた事、全部言ってみたらこの胸のチクチクさっきの発作みたいなの、ましになるかな…
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作者名：まいる | 作成日時：2021年8月7日 23時
