彼女の元彼 ページ26
イトゥクやウニョクのメイクが終わり、ジアと二人きりになるキュヒョン。
普通にしようとしていてもAのことがあり、つい顔に出てしまう。
そんなキュヒョンの心を見透かしたようにクスッと笑うジア。
ジア「ねえ、あの人元気？」
キュヒョン「あの人って誰のことですか？」
惚けるキュヒョン。
ジア「あなたの彼女の元彼。」
鏡越しにジアを睨みつけるキュヒョン。
ジア「イェソンのお古なんか貰って嬉しい？」
キュヒョン「お前なあ？！」
思わず立ち上がる。
イトゥク「ねえ、ジアちゃん終わった？」
ドアの向こうからイトゥクの声が聞こえると急に泣き出すジア。
ジアの泣き声を聞いて慌てて入ってくるイトゥク。
イトゥク「ジアちゃん？！」
ジア「イトゥクさん！」
イトゥク「どうしたの？！」
ジア「あの…キュヒョンさんが私のメイク気に入らないって…」
キュヒョン「な…？！俺、そんなこと言ってない！」
イトゥク「キュヒョン！そんなに気に入らないなら自分でやれよ。」
キュヒョン「ヒョン！」
イトゥク「行こう。ジアちゃん。」
キュヒョンの言う事に一つも耳を貸さないイトゥク。
イトゥクに支えられるように出て行く時、チラッとキュヒョンの顔を見てクスッと笑うジア。
キュヒョン「くそっ！！」
ジアにしてやられ悔しがるキュヒョン。
キュヒョン「あの性悪女…！」
メイク台にバン！と両手をついた拍子にジアのバッグを落とす。
中身が散らばり苦々しく思いながらも拾うキュヒョン。
キュヒョン「…これって…」
散らばったジアの私物から母子手帳を見つける。
キュヒョン「あの女に子供…？」
ウニョクが話していた、しばらく仕事を離れていたこと、最近復帰したこと、イトゥクと付き合いだした経緯をもう一度思い出し、頭の中で整理するキュヒョン。
キュヒョン「まさか…あの女…」
母子手帳を開いて中身を調べようとした時、スタッフに呼ばれる。
「キュヒョンさーん、準備できましたか？」
キュヒョン「はーい！今、行きまーす！」
急いでバッグの中に入れ、元あった場所に置く。
キュヒョン「…ぜってぇ、尻尾を掴んでやっからな…憶えておけよ…！」
捨て台詞を残し楽屋を後にする。
ラッキーアイテム
革ベルト
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Bovo(プロフ) - めっちゃ面白いですね！投稿してくださってありがとうございます(●´д`●) (2013年8月20日 22時) (
レス) id: 5a8ae2859e (このIDを非表示/違反報告)
ひかり♪(プロフ) - 初恋・・・どうこうするとかなくても、どうしても忘れられない大切なものですよね^^でも、初恋、実らないと・・・困りますよね？(涙)実る初恋もありますように？(祈) (2013年2月20日 16時) (携帯から) (レス) id: eb66ac2e50 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり♪(プロフ) - から元気？な兄さんの純情みたいのも、ｷﾞｭのいたたまれない辛い気持ちも、『私』の戸惑いもそれぞれに、痛くわかる気がします(涙)付き合う、別れた経緯が微妙な三人が身近に関わるのはどうしても難しいことだけど、みんな一番大切なものを見失わないとよいですね〜。 (2013年2月17日 10時) (携帯から) (レス) id: eb66ac2e50 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり♪(プロフ) - うぅ(涙)辛いね・・・更新ありがとうございます^^ (2013年2月12日 22時) (携帯から) (レス) id: eb66ac2e50 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ひかり♪さん» どうかな^_^; 勝手に私が脚色しているだけなので（汗） (2013年2月11日 0時) (レス) id: d094442924 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2012年6月16日 1時
