其のニ ページ2
安定「A。今からお昼行こうよ。【二人】で。清光を秒で部屋に運んで来るからさ。」
「え…、あ、うん、いいよ。お昼にしよう。」
秒……？あと、すごく【二人】を強調されたんだけど………
安定「ありがとう。なら清光部屋に運んでくるッ！」
ものすごいスピードで倒れた清光を抱え、
手合わせ場を出て安定は自分たちの部屋に戻った。
ふぅ…にしても手合わせして体動かしたから汗かいちゃったな…
暑いから扉開けちゃお。涼みたいし。
がらがらがらっ
「うわぁ！朝よりももっと積もってる！」
今は睦月。１月だ。
辺りは一面真っ白な雪国。
五虎退「うわぁぁ〜」
白髪に虎を五匹連れた天使…ｺﾎﾝ。五虎退がしゃがみこんでゆきうざきをつくっている。
今剣「わーい！つめたいですよー！」
その周りでぴょこぴょこ跳ね回っているのは今剣。
……………服から見て絶対つめたいレベルじゃないと思うんだけど…。。
そのまわりで走り回っているのはこの二人。
鯰尾「馬糞でも雪玉でも嫌いなやつに投げるぅー！」ﾄﾞﾀﾊﾞﾀ
アホ毛が見事に立ち、いつもの馬糞を投げるモーションで愛染くんに雪玉を投げつけながら、
追いかけ回しているずおくん。
愛染「じゃぁ俺のこと嫌いなんだなー！？」
愛染くんに一体何の罪があったのだろうか……
鯰尾「…え、嫌いじゃないですよ？」
愛染「……は？」
鯰尾「なんかぁww作者がぁw
いい感じのセリフ思い付かないからぁww言っとけってぇ笑」
メタい。
愛染「なんじゃそりゃー！！」
乱「あ！Aちゃーん！」
猫耳(白猫)のイヤーマフ(耳当て)をつけてニコニコしながら私に手をぶんぶん手を振っているのは
乱ちゃんだ。あぁ。今日もかわいい。はぁぁぁぁぁぁ♥
厚「おー！Aー！一緒に遊ぼーぜ！」
乱ちゃんと色違い(黒猫)のイヤーマフをつけた厚くん。
おそらく乱ちゃんにつけられたのだろうけど、外す気はなさそう。
私は大きな声で
「今からごはんだから！食べたら遊ぼーねぇー！」
と、返事を返すと、
乱「わかったぁ！待ってるねー！」
厚「おーう！はやくなー！」
「わかってるよぉー！」
だって私も早く遊びたいし…あ、でも主の許可もらわなきゃだけど…
すると誰かの走ってくる音がした。安定かな？
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作者名：諸星サツキ | 作成日時：2017年7月18日 0時
