62*闇鍋マスター ページ15
・・・(汗)
あっという間に
ガンちゃんに追い出された玄関前。
目の前でバタンと閉まったドアを見ながら
「マジか…」
まだあのビール飲みかけだったのに！なんて
呆然と立ち尽くしていると
「あ〜あ……閉め出されたね？
じゃあ、仕方ないから行こっか？(笑)」
クスクスと苦笑いのユノが
ポンと私の肩に手を乗せた。
「えー、ほんと外寒いから嫌なのに…」
せっかくいい具合に酔ってきた所だったのに
この寒さじゃすぐに酔いも覚めてしまう。
今日はとてもシラフでこの夜を
過ごせそうにはない。
「まぁまぁ、空腹のチャンミンほどこの世で恐ろしいものはないよ。
ポクも少し悪ノリしすぎたし(笑)」
だから買い物付き合って？って
可愛らしく小首を傾げるユノ。
まぁ、確かに
ユノを煽ったのは私だし…
不本意だけど
さっき無理矢理チャンミンに握らされたコートに
嫌々ながら袖を通し
次は何鍋にしようかー？なんて呑気に言いながら
エレベーターを目指すユノの背中を追いかけた。
心春のマンションを出ると
真冬の夜の空気は
ピリリッとして鋭くて
火照った頬を容赦なく冷やしていく。
「「・・・」」
スーパーまでは約10分。
よくよく考えてみたら
ユノと二人になるのは初めてで。
別に今まで気を使ったことはないけど←
いざこうなると
何を話していいやら分からず沈黙。
…ユノと心春は上手くいってるんだよね？
今日だって時間の余裕がない中
早朝の便で飛んで会いに来てる訳だし。
心春がちゃんと愛されていて良かった…
そんな事を考えながら
ユノの広い背中を追って
スーパーにたどり着き
「ねーねー！今度はこれ入れてみようよ！(笑)」
楽しそうにユノが手にしているのは
チルドの肉まん。
それからスナック菓子と……塩辛？！(汗)
懲りもせず
謎のものばかりを買い物かごへ入れて
悪い笑みを浮かべるユノ。
「絶対またガンちゃんに怒られるよ(笑)」
「大丈夫。あぁ文句ばかり言ってるけど、チャンミンも結構楽しんでるから(笑)
それにこれ入れると意外と美味しいんだよ？」
ほくそえむその余裕の笑みは
もはや闇鍋マスター。
まぁ、からかわれてプリプリしてるガンちゃんって
確かに面白ろ可愛い(笑)
そっと私もボイル豚足をガゴに忍ばせて
二人でほくそ笑みながらレジを通した。
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ほし☆いち(プロフ) - キヌキムさん» キヌさまいらっしゃいませー！今年も超マイペースですが更新頑張りまーす(*^^*) (2019年1月26日 22時) (
レス) id: 2c9ee5d4fb (このIDを非表示/違反報告)
キヌキム(プロフ) - 2019年初の占ツク訪問しましたら、なななんと！更新されてるー！！！ほし☆いちさん、ありがとうございます！そして今年もよろしくお願いします( ´ ▽ ` )ガンちゃんはいつも通りにガンちゃんですねえ...大好きでっす（泣）これからもら更新楽しみに待っとります！ (2019年1月25日 16時) (レス) id: c3084687be (このIDを非表示/違反報告)
ほし☆いち(プロフ) - alexisさん» aleさまー！こちらこそ化石になりつつある作品にいつも遊びに来てくださって感謝ですー(TT)ガンちゃん共々 今年も宜しくお願いいたしまーす！ (2019年1月13日 8時) (レス) id: 2c9ee5d4fb (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - ほし☆いちさん» ほし☆いちさまー今年もよろしくお願いいたします！ガンちゃんことシムくん← ガンバレーほし☆いちさまのシムくん大好きです♪ (2019年1月13日 6時) (レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
とも - おひさしぶりです！久々にお邪魔したら更新されてたぁー(о´∀`о) シムがんばれー笑 (2017年7月23日 1時) (レス) id: 5df2f38fac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほし☆いち
| 作成日時：2016年6月25日 0時
