219*今夜も。 ページ31
「あ、ただいま…でいいのかな？
ごめん。またこっちから来ちゃった。」
バスタブの縁に顎をのせて
濡れた髪の妖艶なユノが上目使いで私を見ている。
ドキドキしながらその場に立ち尽くす私に
「ねぇ、こっち来てよ。」
ちょっとだけ口を尖らせて
拗ねたように言ったユノ。
そっと近づき
その横にしゃがんで顔を寄せると
「……泣いてたの？」
私の頬に手を当てて
涙の後を親指でなぞった。
「さっきは…嫌な思いをさせてごめんなさい。」
泣きそうになるのを我慢して
張り付いた声を何とか絞り出した私を
ユノがふわりと抱き寄せた。
「何て言ったの？
そんな小さな声じゃ聞こえない(笑)」
クスクスからかうように笑いながら
私の肩に顎をのせる。
「だから、お見合いのことで…
本当にごめんなs…」
そう言いかけた私の唇を
チュッとキスで塞ぐユノ。
「ごめんじゃなくて好きって言って。
ユノがー！世界でー！一番好きだー！って大きい声で言って！(笑)」
おどけたふりして可愛く言ってるけど
ユノの綺麗な瞳の奥で不安げな色が揺れている。
「…ユノが、世界で、一番大好き…です///」
恥ずかしくて顔も上げれず
俯いたまま一言一言丁寧に言うと
ユノの大きな手が
ポンポンと私の頭を撫でた。
「……知ってるよ。(笑)
ポクも子どもみたいにヤキモチしちゃってごめん。」
ポリポリと後ろ頭をかきながら
照れ臭そうに呟き
「だけど、ちゃんとお見合いのこと断ってると思ってたのに。
……お仕置きだね。」
片方の口角をクッと上げてイタズラに微笑み
私の後ろ髪に長い指を通すと
「あ、あともうひとつ謝っとくね？
ごめん、A。オレも愛してる。たぶん今夜は寝かせてあげれないから。
昼間の続き…しよ？」
優しくて、でも妖艶で。
綺麗な形の目をキラキラさせて
ゆっくりと近づいてくる真っ赤な唇。
今夜は…じゃなくて
今夜も。の間違いだよね？(汗)
だけど
もうどうなってもいい。
あなたが私を求めてくれるのならば。
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ほし☆いち(プロフ) - alexisさん» お久しぶりでーす！気づけばもう夏真っ盛りですねっ(もう盆の終わりだってばwww)ユノの側に居られるなら冷たい視線も好奇の視線もﾄﾞﾝﾄｳｫｰﾘｰ♪← (2015年8月16日 17時) (
レス) id: 88547c1700 (このIDを非表示/違反報告)
alexis - ほし☆いちさん» 残暑お見舞い申し上げます…無事、打ち上げに参加♪刺さる視線もなんのその♪ユノ〜チャンミン〜ありがとう☆ (2015年8月16日 16時) (携帯から) (レス) id: a9a57b86ec (このIDを非表示/違反報告)
ほし☆いち(プロフ) - アスカさん» こんばんはー！そーですよね？全トンペンの願いですよね？そして無事なのは当然として、体重10kg増は勘弁して頂きたい!!!(本物のモンスターになるっちゅうーねん！www) (2015年8月13日 23時) (レス) id: 88547c1700 (このIDを非表示/違反報告)
アスカ(プロフ) - 楽しく読ませていただいてます。お仕事大変のなかの更新ありがとうございます。早くいって早く戻ってこいや〜〜の気持ち一緒です。やっぱり見えないと寂しんです。次の更新楽しみしてます。 (2015年8月13日 21時) (レス) id: b6b3a6f85e (このIDを非表示/違反報告)
ほし☆いち(プロフ) - まゆまゆさん» きゃー！まゆまゆさん！お久しぶりですー♪ｵｹﾞﾝｷﾃﾞｽｶｰ?(←ｲｪｿﾝさん好き)ほんとなぜ脂肪は溶けないんでしょう？こんだけのモノを全部売ったらきっと私は大金持ち…(爆)まゆまゆさんもご自愛してお過ごしくださいね(´ε｀*人) (2015年8月13日 8時) (レス) id: 88547c1700 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほし☆いち
| 作成日時：2015年4月18日 8時
