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IH予選が終われば3年生は大体が引退。
クロたちはどうするんだろうと思いながらも学校へと向かう。
そういえば予選から部活は休みで今日まで朝練ないし久々に会うな。

教室に入り、みんなと挨拶を交わして自分の席へ行く。




すると




「お、黒尾おはよ」



「!」




そう声が聞こえ思わずドアの方向へと視線を移すと




黒「はよ」




クロがあくびをしながら教室に入ってきていた。
なんだか久しぶりな気がするけどほんの数日。されど数日。

目が合い、クロは柔らかく笑う。




黒「おはよ」



「おはよ」




黒「よし」




そう言ってクロはいつも通り前の席に座り、


部活日誌を出した。




「!!」



黒「今日のメニュー、一緒に考えよーや」



「てことは、」



夜「今週はレシーブ強化ってことでどーよ!!」



「やっくん!!」



海「黒尾達いる?」



黒「海ー、ここだぞー」



海「いたいた。今日のメニューなんだけどさ」




いつの間にか席の近くに来ていたやっくん。
他クラスから私たちの教室に入る海。
男バレ3年みんなで私の机を囲い、今日のメニューの相談を始めた。

”残る”という言葉ではなく、残ることが明確な3人の行動に安心して目元が熱くなる。




黒「てことで今日のメニュー、どーですかねマネージャーさん?」



海「マネの意見が聞きたいね」



夜「マネからみてどーよこのメニュー!」




あぁ、ほんとに、




「あの烏に猫が勝つためには、追加でサーブ練も必要だと思う。どう?」



黒「ハハッ、そうこなくっちゃな」



海「うんうん」



夜「んじゃ100本サーブ追加ー!ボール出し、A頼むな!」




引き続き支える以外、あるわけないじゃん。

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焼き肉バターコーン(プロフ) - まさん» わぁぁああ!!コメントありがとうございます!!一条君、、私自身も好きです(笑)これからもぜひ楽しんでってください!! (3月22日 20時) (レス) id: 1ec55b564c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 一条くんを応援したくなります、、、😢😢!笑 楽しく読ませていただいてます!応援してます◎ (3月22日 9時) (レス) @page17 id: f9f45a4328 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:焼き肉バターコーン | 作成日時:2024年2月6日 17時

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