【HQ】バイトやめたので。【ハイキュー】

23 ページ25

.



夕飯も食べ、お風呂に入る。




「んぁ〜〜〜〜〜〜」




女子風呂も一人のため寂しいが、大浴場を独り占めできるのは嬉しい。
疲れも出てきているためしっかり湯舟に使って疲れを落とす。

ちょっと入り過ぎたか、火照る体を冷ますために髪を乾かし、正面玄関から外へ出た。
ｻｰｯと吹く夜風に当たる。




「きもちい〜」



黒「当たりすぎると風邪ひきますよオジョーサン」



「びっくりしたぁ、、、」




後ろからクロがやってきてロンTだけの私に、自分のパーカーを着せてくれる。
いつもの髪の毛が下りていてなんだか大人な雰囲気のクロにほんの少しドキッとする。




黒「疲れたな」



「んね。でもあと少しでカラスと猫の因縁の対決だ」



黒「そ。ゴミ捨て場の決戦。楽しみだな」



「マネいるかな！」



黒「なんかさっき山本たちがハーゲンかけてたな」



「何してんの虎は(笑)」



黒「いたら仲良くなれるといいな」



「うん、なれるといいな」




いつも通り頭を撫でてくれるクロ。
けど今日はなんだか長い。




「ん、、、」




耳に髪をかけてくれるがくすぐったくて声が漏れた。




黒「！！か、風邪ひくからそろそろ中入るぞ」



「あ、うん」




急にそういうクロに続いて合宿所に入った。




黒「(あの声はやばいだろ)」




THE思春期。

24→←22

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す