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クロたちが来たあと、すぐ担任も来たため各々席に戻った。
STも終わり、クロと話そうと背中をつついても
黒「・・・」
振り向いてくれない。
ていうかなんか、不機嫌?
「、、、クロ?」
黒「・・・・・・」
「クロってば」
黒「、、、一条とあんな仲良かったっけ」
振り向かずにそういうクロ。
ほんとどうしちゃったのか。
「いや、ちゃんと話したのは初めてだよ?
パンフモデルの時も少ししか話せなかったしね」
黒「ふーん」
やっとこっちを向き、
そして私の机でぐでーんと項垂れる。
黒「もっと仲良くしたいんですけど」
「ごめん、聞こえなかった、なんて??」
何か聞こえたけどすんごいぼそぼそいうから聞き取れなかった。
するとクロは項垂れながら手を伸ばして私の毛先を指で遊びだした。
「な、なに」
黒「せっかくマネになったんだしもっと、仲良くしたいんですけど」
「!!」
待って、なんだろ、今すごい可愛いって思ったと同時に
キューーーーって心臓縮んだ感覚。
そう思いながら私もクロの頭に手を置く。
「たくさん仲良くしようよ。今までお互い忙しくて話せなかった分」
ふわふわと撫でると顔は少し不機嫌ながらも気持ちよさそうにするクロ
黒「そう言ったからにはこれから話しかけまくるしちょっかいもかける。
それでもいいってことだよな?」
にやりと笑うクロ。なーんか嫌な感じするけどまぁいっか?
「どんとこいですヨ」
黒「んじゃ、よろしく」
クロはそういって私の頭をポンと撫で、もうすぐ始まる授業のために前を向いた。
背が高くてバレー部の主将ということもあり、結構モテるクロ。
そんなクロに可愛いことされたのは初めてで、、、
「、、、なんだこれ」
なんだかちょっと脈が速い。
黒「(絶対一条なんかに取られてたまるかよ)」
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焼き肉バターコーン(プロフ) - まさん» わぁぁああ!!コメントありがとうございます!!一条君、、私自身も好きです(笑)これからもぜひ楽しんでってください!! (3月22日 20時) (レス) id: 1ec55b564c (このIDを非表示/違反報告)
ま(プロフ) - 一条くんを応援したくなります、、、😢😢!笑 楽しく読ませていただいてます!応援してます◎ (3月22日 9時) (レス) @page17 id: f9f45a4328 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:焼き肉バターコーン | 作成日時:2024年2月6日 17時