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「Aおはよ〜」



「おはよーう」




クロに送ってもらった次の日、いつも通りクラスの子たちとあいさつをする。

自分の席へついてカバンなど片付けていると



響「東雲さん!おはよう!」



「あ、一条君おはよ。なんか久々だね」



一条君が私の席まで挨拶しに来た。
、、なんかあったっけ。
というか、一条君と話すなんて正直怖いんだよね、、(女の子たちの視線が)
ぽかんとしていると本来クロの席に一条君が座る。




響「ずっと話したいと思ってたんだけど、やだったかな?」




そう言ってしゅんと子犬のようにこちらを見つめてくる。
まて、そういう可愛いことされちゃうと弱いんだ私は、、、。




「嫌なわけないよ!パンフモデル以来だね」



響「うん!あの時もっと話したかったけど忙しなかったしね、、」



「同じクラスだしこれからたくさん話せるね?」



響「東雲さんと同じクラス、なれたのほんとにうれしい」




そう言って柔らかく笑う一条くん。
さすがイケメンだなぁと思わず口角が上がる。
するとポケットからスマホを取り出して私の机の上に置いて恥ずかしそうにしだす。




響「あ、のさ、もしよかったらなんだけど、LINE交換したいなって」




頬を少し染めながらそう言う一条君。
同じクラスだしそう思うのも変ではないが、なんだか甘酸っぱい空気につられ、頬があたたかくなる。




「全然、いいけど、私のでいいの?」



響「東雲さんのが、いいんだ。」



「!!」




罪深いイケメンだ。

やったと小声でつぶやきながらポケットから出した私のスマホと自分のを操作してくれる。
ありがとねと渡されたスマホには新しく響とLINEの友達追加がされていた。




―————————————————————————————————・・




「ねぇ見て!!!」


「うっわぁ、、、あそこの席だけで顔面偏差値えぐい」


「てかなんか光さしてない??あのふたり神???」


「もはやアダムとイブだ、、、」


「あの二人ってほんとお似合いだよね」


「くっついたら全力応援」


クラスがざわついていたことを知らないふたり。



?「、、、なんなの」



もちろん、廊下から向けられている鋭い視線にも気付かない。

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焼き肉バターコーン(プロフ) - まさん» わぁぁああ!!コメントありがとうございます!!一条君、、私自身も好きです(笑)これからもぜひ楽しんでってください!! (3月22日 20時) (レス) id: 1ec55b564c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 一条くんを応援したくなります、、、😢😢!笑 楽しく読ませていただいてます!応援してます◎ (3月22日 9時) (レス) @page17 id: f9f45a4328 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:焼き肉バターコーン | 作成日時:2024年2月6日 17時

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