12 ページ14
.
黒尾side
そもそも可愛い男の子大好きな東雲。
え、てことは夜久のこと好きってこと？
まて、それって恋愛的な意味で？え？なに？黒尾サン怖くなってきた。
それに夜久は東雲の話をよくする。
まだ一年が入る前、部室で
＜＜夜「この前東雲授業中眠そうにしててさ、可愛かったなあれ」＞＞
＜＜海「東雲は立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花、って言葉が似合うよね」＞＞
＜＜研「こっちの学年でも、話題になってる、」＞＞
＜＜夜「うわぁ〜やっぱさすがだよなぁ、もっと話せないかな」＞＞
＜＜海「同じクラスなら話しかけれないの？」＞＞
＜＜夜「いまだにちょっと緊張するんだよなぁ、、」＞＞
・・・うわ、思い出すんじゃなかった。
これ完全に夜久も気になってるじゃん。
てか東雲は可愛い男の子好きでその上夜久は音駒のリベロだぞ？
これから部活で惚れる要素しかないんじゃ、、、
「くーろーおーさん？」
黒「なんすか」
「え、何切れてんの。そんなに美桜の話つまらんかった？」
黒「ん、あ、ごめん、考え事してた。わりぃ」
「なに考えてたのもー(笑)」
そう言ってふにゃっと笑う東雲。
その顔を見てすぐさっきまで考えていたことは吹っ飛んだ。
バイト辞めることになったって聞いて勢いでついマネージャーに誘って、まさかのOK。
これからは音駒のマネとして前以上に接することができる。
ほんと、
誘ってよかった。
「誘われて、よかったよ」
黒「え、なんで」
「んえ？今そう言ったじゃん」
黒「うっそ」
「声に出してないつもりだったの！？」
あほだとケタケタ綺麗に笑う東雲をみて少し調子に乗ってみようかなと勇気が出てきた。
黒「、、、A」
「ん〜？
、、、え、今なんて、？」
黒「、、だめ？」
まずい、やりすぎたか。
でも研磨なんか序盤から名前呼びだったし、
そう思って少し先を歩く東雲の顔を見る。
「えーっと、、うん、いい、全然、いいよ」
黒「！！」
目を少し泳がせているが頬がほんのり赤い気がする。
なぁ、その顔、少しは期待してもいいってことか？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 247人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
焼き肉ﾊﾞﾀｰｺｰﾝ(プロフ) - まさん» わぁぁああ！！コメントありがとうございます！！一条君、、私自身も好きです（笑）これからもぜひ楽しんでってください！！ (3月22日 20時) (
レス) id: 1ec55b564c (このIDを非表示/違反報告)
ま(プロフ) - 一条くんを応援したくなります、、、😢😢！笑 楽しく読ませていただいてます！応援してます◎ (3月22日 9時) (レス) @page17 id: f9f45a4328 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：焼き肉ﾊﾞﾀｰｺｰﾝ | 作成日時：2024年2月6日 17時
