番外編中学時代-1- ページ47
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隣でヤギみたいにご飯を口に入れていく廉を見て
あぁ、Aがあれほど心配する理由もわかるなぁと胸をなでおろした。
廉「大吾〜今日外周やね〜ん」
大「俺陸上部やし、知らんわ」
廉「同情くらいしてくれてもええやん？」
すっかり関西に染まったなぁ
少しこしょばゆかった標準語もすっかり慣れた関西弁に
王道とサッカー部でこの顔やん？
告白されないわけが無い
いつも断るものだから理由を聞いたことあるっけ
廉「決めたやつおるから」
男の俺も惚れるかと思った。
その相手が例え自分のいとこであっても
夏祭りの誘いだって誘われる前に先に仲のいい男子集団で行く約束するところしっかり意思固まってんなぁ
と、関心したけどAには内緒にして。
廉「俺高校あっちに戻んねん」
大「よかったな？Aに毎日会えるやん」
廉「...しばらく会ってへんし緊張してまう」
大「女々しいな！！」
言うて毎週のように電話してること俺知ってんねんで！！
嬉しそうにAが電話してくんねんから知ってんねんぞ！！！
2人は本当に結ばれなければ困る
両想いだと知って知らないフリしてアドバイスとかアホみたいやし
はよ東京帰ってチューでもしてやれと言いたい気分だ。
廉「大吾高校でも陸上続けるん？」
大「当たり前やろ」
廉「たまに見に来るな！！」
大「Aと一緒に？」
廉「なっ....！！」
ピュアなのが弄りがいあるけど
俺のこの弄りが少し廉の性格を今後ねじ曲げるなんて知らないし
すぐに顔に出るな〜！とか
なんでも率直に言い過ぎやで！とか言わんかったらよかった
そしたらもう少し早くふたりがくっついたのかもしれんのに
もう少しで廉の過ごした3年間に幕を閉じるときがくる
俺は早く幕を閉じたかってんけどな
中学の間はAの代わりに廉を見届ける義務があったから
あっという間だけどなんやかんや楽しかった
さぁて、明日の昼に空港に着くように
今日はもう寝ますか
思い出に浸るよう眠っていった
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のんのん - めちゃめちゃ面白かったです！廉くん好きなので嬉しかったです。いつでも続き書いてもいいです笑結婚式とか見てみたいなぁ (2019年7月21日 8時) (
レス) id: fc09f0e23e (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - めっちゃこのお話好きです！！sumikaのまいったっていう曲と合いすぎて勝手にすごい好きです！完結まで頑張ってください！楽しみにしてます！！ (2019年6月16日 16時) (レス) id: f5c8033c34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ながばし
| 作成日時：2019年5月6日 19時
