愛の話-4- ページ44
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海「おじゃましまーす」
優「しゃーっす」
キッチンでご飯を作ろうと腕を捲った時
缶ビールと料理の材料片手にふたりが入ってきた。
どうやら廉が家で飲む約束してたみたいで
私がいることは知らなかったみたい
廉「おー！遅かったな〜」
海「ん、んんちょっと待って！」
優「俺らおじゃまじゃない？！」
A「あ、いつものことだから気にしないで〜」
さらっとビニール袋を受け取り
ビールは冷やして
材料を出して何を作ろうとしたのかみると
あぁなるほど、お好み焼きね。
3人はゲームでもしておいて、と言って
お好み焼きを作ることにした。
優「え！！何作るか分かったの？！」
A「お好み焼きの素入ってるし」
海「おお〜！！」
パチパチと拍手してくれる海ちゃんとすっげぇ..と声をもらす岸くん
廉は耳が真っ赤で私に顔を向けない
どんな顔してるのかなって気になったけど
その真っ赤な耳だけでもうなんか十分だよ
鰹節が踊る姿を見つめて
皿にのせれば2人は目を輝かせる
廉は得意気にめちゃくちゃうまいねん！！と言う
これだけ作って、自分の家に帰ることにした
せっかくの3人の場なんだから空気読まなくちゃ
A「じゃあ帰るね」
海「えー帰っちゃうのー？！」
A「3人で楽しんで！」
じゃ、と廉の家を出た。
すぐに震えた携帯
開くと廉からで、ありがと。と一言だけメッセージが来ていた
OK！みたいなスタンプを使って
ルンルンと鼻歌交じりに自分の家に入った。
深夜の2時くらいまで大学で借りた本に没頭していた
ガヤガヤ聞こえる声からまだ3人は楽しくやってるみたい
あ！今朝干してた服干したまま！と思い出して急いで部屋に入れる
うっわ冷た......
‘ いーなー彼女 ’
‘ めちゃくちゃいいお嫁さんなりそう！’
‘ お前らとんなよ！！俺のやからな！’
俺の、やからな..って
恥ずかしけど愛されているのか、と自然と口角が上がる
胸がなんだか暖かくなっていっぱいいっぱいになる
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私が廉を想うように
廉が私を想ってくれると思うだけで幸せになれた。
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のんのん - めちゃめちゃ面白かったです！廉くん好きなので嬉しかったです。いつでも続き書いてもいいです笑結婚式とか見てみたいなぁ (2019年7月21日 8時) (
レス) id: fc09f0e23e (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - めっちゃこのお話好きです！！sumikaのまいったっていう曲と合いすぎて勝手にすごい好きです！完結まで頑張ってください！楽しみにしてます！！ (2019年6月16日 16時) (レス) id: f5c8033c34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ながばし
| 作成日時：2019年5月6日 19時
