勉強の話-5- ページ15
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海「なんでもっとAって分かるようなこと言わなかったの？アホなの？？」
廉「アホって...言うたやん？飽きんし料理できるし抜けてんけど俺の事を分かってんで？」
海「すんごい王道で伝わってないと思う」
廉「..........え、」
結構頑張ったつもりだ。
名前を出さないのが難しいのと本人が隣にいるのはさすがに
それであれは頑張っただろ。
どうして呆れられるような顔をされなきゃならない
海「だからだよぉ、」
んーもっ！！とキャンバスの色を乾いた筆で混ぜた。
なんだろう、あんなに綺麗だったのに
少しだけもどかしい絵になってしまった
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海「夫婦みたいな会話するくせなんなのもう」
廉「..夫婦？！」
海「夜ご飯の話」
廉「あぁ、あれは..いいように使われてるだけかもな」
海「なわけないって！合鍵まで持ってるんでしょ？！」
廉「起こしに来いとか言うし」
海「なんっで？！なんでなの？！なんなの？！ほんっっとなんなのさ！！！」
付き合えよ〜と頭を抱える。
俺だってそうしたい
幼馴染だから、小さな頃一緒に風呂に入ったり一緒のベッドで寝たり、
ノックなしで部屋入るとかたまにあったけど
下心が消えたわけじゃない。
抱きしめたいとか、キスしたいとか思ったこともあったけど
....無理だって諦めてアピールすらすることをやめてしまった
ブレーキがかかってしまって、
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海「このままでいいの？！」
廉「あー、パシリみたいやん。って？」
海「違う！！このままだとAに彼氏本当にできちゃうよ！」
廉「......嫌や」
それは嫌
少女漫画愛読してる海人が色んなシチュエーションを教えてくれる
幼馴染は幼馴染に恋に落ちて付き合うのがワンパターンというけど
三角関係とか現実結構あるわけで10年もゆっくり出来たことが
夢みたいだよねぇ、と目を輝かせる。
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海「ねぇ、ちょっとでいいから頑張らない？」
廉「頑張る？」
海「インターンシップで廉が忙しくなる前に、Aに少しでも気にかけて貰えるようにさ」
廉「...おう」
口角があがって、
海人からのメッセージ今度から全部既読しようと思った。
腕を机で伸ばすと何かが落ちる。
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海「.....Aの携帯」
廉「あんのアホォオ！！！！俺塾行ってくる」
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やっぱり、疲れるのか。
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のんのん - めちゃめちゃ面白かったです！廉くん好きなので嬉しかったです。いつでも続き書いてもいいです笑結婚式とか見てみたいなぁ (2019年7月21日 8時) (
レス) id: fc09f0e23e (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - めっちゃこのお話好きです！！sumikaのまいったっていう曲と合いすぎて勝手にすごい好きです！完結まで頑張ってください！楽しみにしてます！！ (2019年6月16日 16時) (レス) id: f5c8033c34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ながばし
| 作成日時：2019年5月6日 19時
