ふぃふてぃーん ページ16
Aside
鶴丸 「ぉぃ…………ぉい………おい!主!起きてくれ!」
A 「うわ、なに!?」
鶴丸の傷を治した後、また眠ってしまった私は、鶴丸のその声で目を覚ました。
いや、それより。
目の前に三日月(その他もろもろ)がいるんだが…
三日月 「やぁ、やっと目を覚ましたか、Aよ。一つ、俺達と遊びをしないか。」
あぁ、どうせ捕まったりしたらすぐ死ぬやつだろ。
鶴丸 「主、こいつはやらねぇほうが……」
A 「いいよ。鶴丸下がって。三日月宗近…いいよ、遊ぼうじゃん。」
私は決意したんだ。
ここへ来る前に。
どんなことがあったって、この子達を助けるんだって。
三日月 「それでは、かくれんぼというやらをしようではないか。」
A 「はぁ?」
私はあまりにも幼稚な遊びに、思わずそう返してしまった。
三日月 「ルールは、鬼は俺達刀剣全員。子はおぬし、そなたのみだ。かくれんぼは見つかったら終わり。誰かに見られたら逃げることは出来ないぞ。これでどうだ?」
三日月は、はっはっは、と笑いながら言っている。
声だけ。
明らかに顔は笑っていない。
薬研 「三日月の旦那…流石にそれは…」
燭台切 「薬研君。これ以上三日月さんを怒らせるつもり?」
A 「よし、じゃぁ今から始めるか?それとも…」
三日月 「いや、スタートは丑三つ時からだ。」
A 「はぁ?」
私の口からは、またもやそんな声が漏れた。
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作者名:のんのん♪ | 作成日時:2017年5月19日 7時