維―つなぐ―3

Last Story 予告 ページ42

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それぞれに立ちはだかる大きな壁





彼らはそれらを乗り越えることができるだろうか？？






「…もう貴方に危険な目にあって欲しくない」




1度人を失ったからこそわかる痛み





「…怖いんです」




1度のミスが大きなトラウマとなり




「…ボクは移植をしない」




大好きな家族のためにした決断








それらを、大きく変える彼女の言葉には、




心を大きく動かす力を持っている







だけど彼女の目の前にもまた、






大きな壁が立ちはだかっている




「…大人しくしていろと、言ったはずだろ…ｯ」



『ごめんなさい。だけどこれだけはどうしても守りたいの』



命を懸けて、守りたいものとは一体…？









･･･そしてついに彼女の身体に異変が起こる







「Aｯ!しっかりしろ!」








彼女の身体が終わりを告げようとしていた








「･･･終わりにさせて･･･たまるかｯ!!」








叫ぶ声







鳴り続けるアラーム







それでも
誰ひとり、手を止めることはなかった









「･･･目を開けろｯ!!A!!」








一線の、モニターを見るまでは･･･




最終話、12月28日より始動――――

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