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(緋山side)
「…随分お疲れのようだね」
ベットに並んで座る私と緒方さんの後ろには寝ているA。
緒方さんがこの部屋に来たのは30分ほど前
不安を和らげたいと言ってくれた彼は宣言通り側にいてくれた
「･･･じゃ、俺病室戻るわ。」
気づけば消灯前でナースが巡回に来る頃。
流石にここで患者と医師が一夜を明かすわけにはいかない
立ち上がる彼を扉まで見送る
外へは出れないから扉を開け出たのを確認して閉める
「･･･明日絶対ご飯だからな！」
扉の向こうにまだいる彼の声が聞こえる
『分かってる、初デートね』
そう言って足跡が遠くなるのを確認してベットの方へ振り返る
『･･･さてと、』
このままAの横で寝るつもりだったが…
『…ちょっと息荒いなーAー？聞こえるー？』
息苦しそうに寝ている彼女は目を覚ます気配がない
どうしたものか、そう思った時
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
扉が開き
今度こそガウンとマスクを付けている藍沢が入ってくる
『…想定内ってわけ？』
「…あぁ」
そう言って藍沢はAの腕を取り血圧を図る
『そういえば、未夢先生も元々血圧高めだったな』
よく血圧が高い高いって言ってた気がする
やっぱりそういうものは遺伝をしやすくAも高いのだろう
健康な人でも血圧が高いのは好ましくないがAは別だ
…血圧が高ければ血管が破裂してしまう要因にもなる
『･･･ねぇ･･･』
･･･不安だった
「･･･なんだ」
･･･いつ、消えてもおかしくない命に
『･･･A、大丈夫だよね？』
安心感を求めてしまう―――――
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未夢(プロフ) - ひなのさん» すみません。いま編集中です。編集終わり次第公開します (2019年3月5日 9時) (
レス) id: e9fc9db493 (このIDを非表示/違反報告)
ひなの - 維ーつなぐーの、1、2のパスワード教えていただけないでしょうか。 (2019年3月3日 23時) (レス) id: adaf088366 (このIDを非表示/違反報告)
彩 - 橘先生は救命のリーダーであり、父親のようでもあり、素敵です。未夢先生目線の話も読みたいです。 (2017年10月11日 8時) (レス) id: ed5c94d402 (このIDを非表示/違反報告)
なお - コメント失礼します！とっても面白くて続きが気になりました。応援しています！更新頑張ってください！ (2017年10月6日 6時) (レス) id: eef0ffb7e2 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - 続きをまた、読んでみたいので、更新頑張って！！ (2017年10月6日 6時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海月 | 作成日時：2017年9月15日 13時
