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丁度良いタイミングだった
『･･･私も昔、今の灰谷くんと同じ状況だったことがある』
「「「･･･！」」」
3人が一斉に私の方を見る
『今日のようにヘリ要請があって私と当時指導医だった橘先生と現場に向かった
男の子を庇って男女がトラックにはねられて
･･･男の子の方の搬送を優先させた』
男の子の方は怪我は軽傷だったけど心臓疾患持ちだった
心臓発作を起こし、危険な状態だったから先にヘリで運んだ
『男性の方は
到着した時点で男性の方は助かる確率が低かったと判断した
･･･だけど、男の子をヘリで運んでいる時に
男性の方が奇跡的に意識を取り戻した』
‘意識戻った･･･チャンスあるかも。’
自分でそういったことを思い出す
軽傷だった女性も男性に声をかけていた
『だけど･･･その日は･･･風が強かった』
「･･･ヘリが･･･飛べない」
灰谷くんが呟く
『そう。戻ったヘリは次･･･飛べなかった
･･･白車で運んでいる途中。男性は息を引き取った』
ヘリは少しの風でも飛ぶことができない
「･･･そんなの･･･仕方ないじゃないですか」
『そう。仕方のないこと･･･だけどその彼女が』
‘あのとき、先にヘリで運んでくれたら助かったかもしれない！’
‘どうして庇った方が後回しにされるの！’
そう言って、抗議になった
『今回のように、査問委員会も開かれた。
結果、弁護士もこちらに罪はないとなって訴えられることなく話は終わった』
男性が意識が戻ったのも助かったのではなく
最期の力を振り絞ったものだと判断された
『だけど査問を開かれていいる時私は常務禁止だった
･･･その噂も流れて回りから冷たく見られる』
どこへ行っても冷たい目で見てきたり
私の顔を見てぼそぼそ喋っていたり
『だけど･･･一番辛かったのは
‘あんたが殺した’って言われたことかな』
‘あんたのせいでヒロは死んだ！’
‘結婚式場へ向かう途中だったのに’
たとえ悪くなかったとしても
忘れる事のない
言葉―――――
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未夢(プロフ) - ひなのさん» すみません。いま編集中です。編集終わり次第公開します (2019年3月5日 9時) (
レス) id: e9fc9db493 (このIDを非表示/違反報告)
ひなの - 維ーつなぐーの、1、2のパスワード教えていただけないでしょうか。 (2019年3月3日 23時) (レス) id: adaf088366 (このIDを非表示/違反報告)
彩 - 橘先生は救命のリーダーであり、父親のようでもあり、素敵です。未夢先生目線の話も読みたいです。 (2017年10月11日 8時) (レス) id: ed5c94d402 (このIDを非表示/違反報告)
なお - コメント失礼します！とっても面白くて続きが気になりました。応援しています！更新頑張ってください！ (2017年10月6日 6時) (レス) id: eef0ffb7e2 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - 続きをまた、読んでみたいので、更新頑張って！！ (2017年10月6日 6時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海月 | 作成日時：2017年9月15日 13時
