チキンバスケッツ ！！

００２: マネージャー ページ3

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日直のわたしは、いつもより早めに登校して教室にいた。






ひとりの教室で、黙々と日誌を書いていると。








ガラッ








A「あ、おはよ。顕嵐くん」


顕嵐「おはよー。早いね」


A「そっちこそ」







バスケ部でクラスメイトの、顕嵐くん。








顕嵐「なんかさー、次の試合に勝てば廃部免除だってキャプテン張り切っちゃって」









『今日も朝練』なんて苦笑いしながら鞄を机にかける。







バスケ部って、ただの不良の集まりってイメージしかなかったけど。






ちゃんと活動してるんだ。←









顕嵐「マネージャーでもいれば違うんだろうけどな」


A「マネージャー？」


顕嵐「うん。マネージャー。欲しいけどこんな部活誰も入ってくんねーし(笑)」









マネージャーなんて、青春っぽくて楽しそうだな。









A「わたしで良かったら、やろうか？」




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