미쳐가네 (ページ10)

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＊やさしさページ10

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ダンスも歌もなかなか自分が思うように上手くいかなくて、皆に迷惑かけていて、頭冷やしてくると言って練習室を飛び出して、廊下にある小さな椅子に座っていた

あ〜この後どうしよう。なんて皆に謝ろう……なんて下を向いていれば

「ジョンウ？」

大好きな声が聞こえてきて、パッと顔をあげれば、きょとんとした顔のAヌナがいた

練習後なのか汗ダラダラで前髪がおでこに張り付いていて、そんなところもかわいいなーって

「なんかあった？どうしたの」

JU「ヌナ……俺ダンスも歌も皆の足引っ張っちゃってて、頭冷やしてくるって練習室飛び出しちゃって、」

「ん、ゆっくりでいいからヌナに話して」

トントンと背中を摩ってくれて、自分用に買ったはずなのに、ペットボトルの水をくれたヌナ

ヌナのまえではカッコよくいたいのに、ヌナの優しさと安心感でポロポロと本音と涙が出る

「ジョンウにはジョンウの魅力があるんだよ。だから自分を責めないでいいんだよ。私だって練習生の頃、いっぱい色んな人に迷惑かけてきたよ」

JU「でもきっとみんな呆れてるよ…」

「みんながジョンウに呆れてる？そんな訳ないよ。ほら」

ヌナの目線の先には、ハルトとジョンファンとジフニヒョンに……ていうかみんなが走ってこっちに向かってきてた

JH「ヤー！パクジョンウ！なにしてんだよ〜」

HR「全然戻ってこねーから見に来れば、ヌナと話してるし」

SJ「ヌナだ〜〜」

「ジョンウくんのお引き取りよろしくお願いしま〜す」

HS「はい回収〜戻るぞジョンウ」

JU「な…なんでみんな」

JE「頭冷やせたか？あんぐらいのミス仕方ないよ」

MH「見捨てるわけがないじゃん。練習戻ろうジョンウ」

みんなの優しさにも涙が出てきて、恥ずかしくなって顔を隠した

そうすればみんな俺の背中をバシバシ叩いてからかってくる

あぁーtreasureで良かった。

JU「ヌナありがとうほんとに、」

「ヌナはいつでもジョンウの味方だよ」

JU「うん…！ヌナだいすき」

ヌナに抱きけば一瞬にして、ヌナ親衛隊によって引き離される

AS「近い」

JH「ジョンウ調子に乗るなよ」

「ジョンウが、思春期ジョンウが…大好きって言った、、私泣きそう。、」

HR「親バカか」

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