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効果アリ? ページ24

大「大丈夫?!」


「うん、大丈夫…って、え?!?!」


大「はぁ、なら良かった」


由「まみどうしたの?!溺れた?!」


「あ、まあ、

足掬われたというかなんというか…笑」


龍「笑い事じゃないよ!

急に消えたからびっくりしたんだから!」


「…ごめん、」



みなさん初っ端から

ご心配おかけしてごめんなさい

という気持ちはほんとにあるんだけど、

それよりもなによりも、


なに?!

この体勢?!

大昇にバックハグされてるんだけど

え?!


あ、さっき私がぶつかった先は

大昇だったってこと?!


ひとまず、くるっと向きを変えて

大昇の存在を確認する。


焦ったような、

安心したような、

優しい顔をしていて、

初めて見る表情に少しドキッとする。


「あ、の、、大昇、

ありがとう、ごめんね」


大「あ、全然、怪我とかない?」



首が疲れるくらい上を向いた状態になり

身長差を感じる。

受け止めてもらったのだから当たり前だけど

結構肌同士がくっついている。


これは恥ずかしくないわけがない。


「うん、けがはない、ほんとごめん」


大「だから、大丈夫だって!

来たばっかりなのにそんな暗い顔しない!」


少し屈んで、頭を撫でてくれる。


「うん、たいしょ、ありがと!

命の恩人だよ!」


大「まじ?聞いた?

俺、まみの命の恩人だってよ!龍我!」


すぐに明るく振る舞ってくれて、

大昇の人柄の良さに感動する。


龍「ん?なに?」


大「聞いてなかったの?!ええぇ〜」


龍「ごめんて!」


由「まみ大丈夫なの?」


「あ、うん、大昇のおかげで無事です!」


由「そ、良かった!じゃあ、進みますか!」


龍「ね、それさ、現国の先生の真似でしょ!」


由「あ、バレた?笑」


大「俺の方が上手いから!

じゃ!進みますかっ!」


「大昇あんまり似てない笑」


大「いや、似てるし!」


なんか急に頼もしく感じて

ちょっとかっこいいなと思ってしまったから

由良が言ってた

いい感じの雰囲気を理解してしまって

勝手に恥ずかしくなった。

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作者名:かりん | 作成日時:2019年4月4日 17時

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