キミのこと ページ12
浮「え?なに?なんかついてる?」
見つめすぎた…。
「あ…えっと…かっこいいなと思って…」
浮「ほんとー?菊池に言われると嬉しい!」
テンション高くなった。
この人忙しい。
「あの、そういうのって…
みんなに言うんですか?」
聞いてしまった…。
浮「そんなにチャラく見える?ww」
「え、いやそういうことでは…」
浮「ふふ、みんなに言うわけじゃないよ?」
ひまわりみたいな笑顔で君が微笑むから
疑えないじゃんか。
「そうなんですか」
浮「ほんっと、鈍感だねー!」
「どういうこと?」
浮「だから!!
菊池以外に言われても
嬉しくないよってこと…」
「どういう、こと…?」
浮「ほんとにわかってないの?」
「あ、、いや、
わかってるんですけど、
言う相手私なのかなと思って…。練習?」
浮「なにいってんの!?
俺がんばって言ったのに!!」
「ほんと…?」
浮「ほんとに決まってるでしょ!!
菊池にかっこいいって言われるの、
すごい嬉しいんだから…」
都度都度、語尾が小さくなって恥ずかしそうに俯く彼。
ほんとは慣れてないのかも…?
「えっと、ありがとう?」
浮「急に変なこと言っちゃったね!ごめん!」
「大丈夫だよ
なんか照れる笑」
浮「そうだね笑
自分で言っといて照れるね笑」
「今日何から勉強する?」
浮「数学じゃない?小テストやばかったし笑」
図書館につくまで途切れることはなく、自然と会話が弾んだ。
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作者名:かりん | 作成日時:2019年4月4日 17時