花宮の後輩が霧崎第一に来たようです＿＿Part2 (ページ6)

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「はあ･･･連絡をよこした方が遅いってどういう事さ」

そう。僕がここに着いたのは十分前のことだ。
なのに、姿が見えないってどういうことさ。

「お、や～と見つけたで」

ニコニコな笑に手を振って近づいてくるサトリ先輩。
遅れてきた癖して･･･

「すまんなぁ。お前さんが小さくて探すのが手間取ってしもたわ」

「ああ゛？誰が、小さいの？え？」

「･････････い、いやぁなんか食べたいのあるか？今日はワシの奢りやで～」

「はあ、まあ今日はそれでいいや。」

あからさまにホッとするサトリ先輩。

「･･･!!いきなり何すんや！」

「膝かっくん」

「知っとるわ」

「じゃあ聞かないでよ。さてと、今日はどこに連れてってくれるの？」

サトリ先輩はふっふっふと謎の笑い方をしたあと「水族か･･････痛った、叩かんでもええやろ～」泣きながらそう言った。勿論嘘泣きですよ。
ガチ泣きは引くよね･･･うん。