花宮の後輩が霧崎第一に来たようです＿＿Part2 (ページ5)

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とある休日。
その日は体育館の整備だとかで部活がお休み。
まこ先輩的には練習試合を組もうとしたらしいが、かず先輩たちに丸め込まれなくなく休みにしたらしい。

「暇だ･･････」

家には僕一人。母さんは友達と出かけてるし、父さんは仕事でユリは寮住みだしで、暇だ。
そんな僕の心情を悟ったのかわからないが、電話がなる。それにでると、僕の苦手な先輩の声がした。

「もしもし、黒宮か？」

「こんにちは、さとり先輩･･････」

「おん。なんや、嫌そうやけど」

だって嫌ですし＿＿＿なんて言ったら面倒だから言わない。

「はあ、それで？電話した理由って何？」

「機嫌悪そうやな～。まあええわ。今から会えへんか？」

「･･････」

「ほな、待ち合わせは◯◯駅の東口な。待っとるで～」

「ちょっ＿＿＿＿」

ツーツーと、通話が切れた音が鳴る。
僕は溜息をつき、出かける準備を開始した。