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あれから何ヶ月か経ち大会が始まる。
「森山、ビデオの方ちゃんと撮った？」
「当たり前だろ」
ビデオを片手に笑ってみせる森山。
僕は一言返事をし、まこ先輩の元へと向かう。
「あ･･･ねぇ森山」
「なんだよ」
「誠凛の赤髪と水色･･･水色の方は消えるらしいから頑張ってよ？ あと桐皇は青髪もだけど全体的に。秀徳も一応よろしくね。
じゃあね〜」
「おう」
そう言って去っていく黒宮。
「ったく、呼び出したと思えばその事かよ。
･･･もうすぐで試合開始か･･･場所どうするか」
そんなことを一人考えながら先に始まる誠凛の試合から見に行くことにした。
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作者名：琉月*:ﾟ | 作成日時：2017年9月7日 23時
