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昼休み。
「なあA！購買行こうぜ…！」
「えー、あんま乗り気じゃない」
「そこをなんとかさ。なっ？」
手を合わせてお願いしてくる森山。僕はため息を一つつき、了承する。
「＿＿＿でさ！･･･って聞いてんのか？」
「･･･森山。前立て」
「･･･？あれ花宮先輩だよな？」
「そーだね。いいから僕の前たってよ」
「へいへい」
昼休みにまこ先輩に会うのはいやだ。理由は簡単。ただ単に嫌だからだ。
「どう？もう居なくなった？」
「おう」
「黒宮くん」
「ひっ･･････!!!!」
肩に置かれた手と声にびっくりし変な声をあげた僕は穴に埋まりたい。
カタカタと右肩に置かれた手を見て、カタカタと後ろを見ると、満面笑顔なオタマロがいた。
「黒宮くん。誰がオタマロですか？ちゃんと先輩の事は名前で呼ぶように」
「いっ、そんなこと言ってないですよ？はは、花宮先輩の勘違いでは･･･？」
僕はさりげなく森山の後ろに隠れる。イヤだって怖いし！！
まこ先輩は僕の耳元に顔を近づける。
「てめえの考えはお見通しなんだよ」なんて囁くから全身鳥肌もんだよ！
僕は一歩足を下げる
「それじゃあまた部活の時会いましょう、！
森山逃げんぞ」
「は！？ちょ、黒宮！」
僕は森山の手を引いてその場から去る。と言っても階段で資格になる場所までだが。
「花宮、今のはやり過ぎなんじゃないの？」
「偶にはこれくらいしないとあいつはなめるからな」
「ふーん。ま、オレはなめられようが構わないけどね」
「･･･」
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作者名：琉月*:ﾟ | 作成日時：2017年4月20日 16時
