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怪我は、家に帰ると真っ青になっていて、動かせないくらいに腫れていた。
しかし、病院に行って、もしドクターストップなどされてしまったら、ユーリにバレてしまうし、どうしてそうなったか説明しなければならなくなる。
とりあえず、氷で患部をよく冷やしながら、次の日には良くなっていることを祈って眠りについた。
次の日。寝起きはよかった。けれど、起き上がれなかった。
血の気が引いてく感覚と共に、左足を恐る恐る見てみると、昨日より良くなるどころか青みが増し、えげつない腫れ方をしていた。
もうすぐユーリが迎えに来る時間だ。とりあえず、近くにある服を拾って着替えておいた。
さて、どうしたものか。動けない以上、ユーリに来なくていいとも言えないし(理由を追求されそうだが)、スケートなんて出来そうにもない。
1人悶々と考えていると、ノック音が部屋に響いた。
｢おはようレーヴェ。私よ｣
｢お母さん！おはよ、どうしたの？｣
｢ユーリ君がレーヴェが遅いから様子を見たいって言ってるんだけど...｣
｢え｣
どうしよう。このままだと、怪我していることなどあっさり暴かれてしまいそうだ。しかし、これで断ったらユーリは少なからず傷ついてしまうであろう。
...結局、ユーリにはいつだって勝てないのだ。
だけど、少しだけ抵抗することくらい許されるだろうか。
｢...ダメ。｣
｢どうしたの？いつもならいいって言うじゃない。何かあった？入るわよ？｣
｢ダメ！｣
このまま母とユーリに同時にバレることは避けたかった。特に、母にはこれ以上苦労をかけさせたくなかった。
｢...わかったわ。朝食を部屋の前に置いとくから、ちゃんと食べなさいよ｣
静かな足音と共に、母は去っていった。
ようやく一安心か。そう息を吐いた。
その時だった。扉が物凄い音を立てて開いた。
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倉狩莉緒菜(プロフ) - あずき。さん» お返事ありがとうございます！ぜひとも応援させてください！いまのままでも充分いい話です(＞＜)レーヴェちゃんもユリオも最高です！！最近インフルやノロが流行っておりますので、お気をつけて更新してください(^^) (2017年1月6日 21時) (
レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
あずき。(プロフ) - 倉狩莉緒菜さん» コメントありがとうございます！！もっともっといい話になるように頑張りますので、これからもレーヴェとユーリを応援してやってください…！ (2017年1月6日 21時) (レス) id: bf0240cbf6 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - はじめから読んでいてとても続きが気になりました！早く続きが読みたいです(^^)更新頑張って下さい、応援しています！ (2017年1月5日 23時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずき。 | 作成日時：2016年12月29日 10時
