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｢......｣
｢......｣
＿＿＿ユーリの様子がおかしい。
｢ゆ、ユーラ、どうし｣
｢うるさい黙れ｣
｢...はい｣
さっきからこの調子の会話を10回は繰り返しているだろう。
大方SPの演技が気に食わなくてこうなっているのだろうが、どうやって機嫌を直してやればいいかがわからない。
＿＿＿こういう時のヴィクトルか。
思い立ったらすぐ行動するのが私のいい所だと自負している。鞄のなかに入れっぱなしだったスマホを取り出し、連絡アプリからヴィクトルの名を探し、通話ボタンをタップした。
｢レーヴェ！どうしたの？ホテル一緒なんだから会いに来てくれても良かったのに！｣
｢ヴ、ヴィクトル、忙しいところごめんね｣
３コール程で出た彼に少し引きながらも、現在のユーリの様子を伝え、解決策を提案してもらうことにした。
｢ふぅん、ユリオがねぇ｣
｢どうしたらいいかなぁ｣
｢うーん。そんな状態になったユリオなんて見たことないからなんとも言えないけど、ハグでもすればいいんじゃないかな！｣
｢は？｣
｢じゃ、俺は勇利のところ行ってくるね！Спокойной ночи！｣
｢えっ、ちょっ｣
そう言って5分もたたないうちに作戦会議は幕を閉じ、液晶画面には通話終了の文字が無機質な音と共に残された。
このままでは、自分も明日のSPに集中出来ないし、ユーリもFSに支障をきたすだろう。
＿＿＿やる価値はあるかもしれない。自分の心はもたないかもしれないけれど。
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倉狩莉緒菜(プロフ) - あずき。さん» お返事ありがとうございます！ぜひとも応援させてください！いまのままでも充分いい話です(＞＜)レーヴェちゃんもユリオも最高です！！最近インフルやノロが流行っておりますので、お気をつけて更新してください(^^) (2017年1月6日 21時) (
レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
あずき。(プロフ) - 倉狩莉緒菜さん» コメントありがとうございます！！もっともっといい話になるように頑張りますので、これからもレーヴェとユーリを応援してやってください…！ (2017年1月6日 21時) (レス) id: bf0240cbf6 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - はじめから読んでいてとても続きが気になりました！早く続きが読みたいです(^^)更新頑張って下さい、応援しています！ (2017年1月5日 23時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずき。 | 作成日時：2016年12月29日 10時
