検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:19,208 hit

28 ページ30

「なぁ、レーヴェ」




「ん?どうした?」




「今日、じいちゃん来て、ないよな」




「あ...」




しまった。さっきのことばっかり考えていてすっかり失念していた。

勇利の次に滑るユーリと私達はリンクサイドで待機しているのだが、そこから観客席を見渡してもユーリのじいちゃんの姿は見当たらない。

いきなり心配になってきたので、ユーリを見上げると、




「そんな心配そうな顔すんな。俺はじいちゃんがいなくてもお前がいれば滑れる」




「...っ!」




まだわたしのことを揶揄う余裕があるのだろう、心配は必要なさそうだった。



彼は私の頭をポンポンとリズムよく撫で、リリアの手助けによって天使が羽化するかのようにジャージを脱いだ。



いつの間にか勇利の演技も終わり、ユーリの出番が来た。




ユーリは本当に美しくなった。私がいたら霞んでしまうのではないかという程に。




他の人もユーリの変化に気付いたのか、ヴィクトルと勇利も目を輝かせていた。




___彼は本当に綺麗だ。女の私も嫉妬してしまうほどに。





リリアとヤコフから1歩離れたところから、ユーリを見つめる。




私とユーリの、ロシア大会が始まる。




「ん?どうした?」




「今日、じいちゃん来て、ないよな」




「あ...」




しまった。さっきのことばっかり考えていてすっかり失念していた。

勇利の次に滑るユーリと私達はリンクサイドで待機しているのだが、そこから観客席を見渡してもユーリのじいちゃんの姿は見当たらない。

いきなり心配になってきたので、ユーリを見上げると、




「そんな心配そうな顔すんな。俺はじいちゃんがいなくてもお前がいれば滑れる」




「...っ!」




まだわたしのことを揶揄う余裕があるのだろう、心配は必要なさそうだった。



彼は私の頭をポンポンとリズムよく撫で、リリアの手助けによって天使が羽化するかのようにジャージを脱いだ。



いつの間にか勇利の演技も終わり、ユーリの出番が来た。




ユーリは本当に美しくなった。私がいたら霞んでしまうのではないかという程に。




他の人もユーリの変化に気付いたのか、ヴィクトルと勇利も目を輝かせていた。




___彼は本当に綺麗だ。女の私も嫉妬してしまうほどに。





リリアとヤコフから1歩離れたところから、ユーリを見つめる。




私とユーリの、ロシア大会が始まる。

29→←27



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (46 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
82人がお気に入り
設定タグ:ユーリ!!!onICE , ユーリ・プリセツキー , YOI   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

倉狩莉緒菜(プロフ) - あずき。さん» お返事ありがとうございます!ぜひとも応援させてください!いまのままでも充分いい話です(><)レーヴェちゃんもユリオも最高です!!最近インフルやノロが流行っておりますので、お気をつけて更新してください(^^) (2017年1月6日 21時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
あずき。(プロフ) - 倉狩莉緒菜さん» コメントありがとうございます!!もっともっといい話になるように頑張りますので、これからもレーヴェとユーリを応援してやってください…! (2017年1月6日 21時) (レス) id: bf0240cbf6 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - はじめから読んでいてとても続きが気になりました!早く続きが読みたいです(^^)更新頑張って下さい、応援しています! (2017年1月5日 23時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あずき。 | 作成日時:2016年12月29日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。