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｢あれ？勇利！やっほー！｣
｢あ、ユリオ、レーヴェ！久しぶり｣
挨拶をしてから、暫く沈黙が続く。
...このエレベーター、こんなに長かったっけ。
お願い誰か話題振って、そう思っていた矢先、勇利が救いの手を差し伸べてくれた。
｢ユリオ...ロシア大会頑張ろ｣
｢勝つのは俺だ。お前はここで負けて、ヴィクトルにはそのままここに残ってもらう｣
｢ちょっとユーラ！｣
ユーリの宣戦布告を咎めていると、ロシア勢の部屋がある階に着いた。
｢勇利ごめんね、ロシア大会、お互い頑張ろ！｣
｢あ、うん！じゃあね！｣
そう言って別れると、またまたユーリに手を取られ部屋まで連行される。
＿＿＿あーあ、私の部屋、通り過ぎるなぁ。ミラ、待っててくれてるのに。
その時だった。
｢っえ？｣
｢......｣
通り過ぎるかと思われた私の部屋に乱暴に入り、そのまま私のベッドに腰掛けた。
もしミラが着替え中だったりしたら、どうするつもりだったのだろうか。
｢ゆ、ユーラ？｣
｢...｣
これはまずい。完全に拗ね拗ねモードだ。この時に余計なことを言ってしまうと、余計拗れる可能性があるから、下手なことを言えない。
｢ユーラ｣
｢お前と一番仲いいのは俺だ。｣
｢う、うん｣
突然何を言い出すのだろうか。先程の勇利とのやりとりで何か思うところがあったのだろうか。
...例えば、嫉妬、とか。
｢だから｣
｢うん｣
｢お前は俺以外見るな｣
｢えっ｣
｢お前が見惚れるのは俺だけでいいんだよヴァーーーカ！｣
そう言ってユーリは光の速さで部屋を出ていってしまった。
...まさか、予想が的中してしまったとは。
思わずその場に座り込み、赤い顔を手で隠していると、暫くして入ってきたミラにニヤニヤされながら質問攻めにあったのは言うまでもない。
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倉狩莉緒菜(プロフ) - あずき。さん» お返事ありがとうございます！ぜひとも応援させてください！いまのままでも充分いい話です(＞＜)レーヴェちゃんもユリオも最高です！！最近インフルやノロが流行っておりますので、お気をつけて更新してください(^^) (2017年1月6日 21時) (
レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
あずき。(プロフ) - 倉狩莉緒菜さん» コメントありがとうございます！！もっともっといい話になるように頑張りますので、これからもレーヴェとユーリを応援してやってください…！ (2017年1月6日 21時) (レス) id: bf0240cbf6 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - はじめから読んでいてとても続きが気になりました！早く続きが読みたいです(^^)更新頑張って下さい、応援しています！ (2017年1月5日 23時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずき。 | 作成日時：2016年12月29日 10時
