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そこからは、ユーリと私はじいちゃんの車に乗って、ホテルまで向かった。
｢2人とも、いつものピロシキ作っといたぞ｣
｢わぁ！ありがとじいちゃん！｣
｢いっぱい食えよ｣
｢なぁ、じいちゃんって、カツ丼食ったことあるか？｣
｢カツ丼？｣
｢ご飯の上にカツが乗ってて、その上に卵が乗ってるの！｣
｢日本で食ったんだけど、すげえ美味かったんだ！｣
2人で日本で食べたカツ丼の話をじいちゃんにしていると、少し不機嫌そうな顔をされた。
｢...そんなにピロシキ美味くなかったか｣
｢え、いや、そういう訳じゃ｣
ユーリが慌てて弁解しようとしている時、ラジオがスケートの話に切り替わったので、3人でラジオに集中した。
話題は、ヴィクトルの事だった。
ユーリは、悔しそうに顔を歪め、何事も無かったかのように、今までの生活のことを話し始めた。
私もあまり気にせずに、その話に乗った。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｢じゃあな、ユーリ、レーヴェ。頑張れよ！｣
｢じいちゃんありがと！！｣
｢絶対勝つから、見てろよ！｣
じいちゃんと別れホテルに入ると、丁度ヴィクトルがインタビューを受けているところだった。
＿＿＿最悪のタイミングだ。
するとこっちに気づいたヴィクトルが、何を思ったのか、声を掛け、肩を組んできた。
｢ちょっ、何！？｣
｢みんな、俺の振り付けたユーリとレーヴェのショート、見てくれた？｣
｢さわんな｣
ユーリの冷たく放った一言で、周りの空気が凍りついた(気がした)。
｢いつまでもお前が一番だと思うな。今回の主役は俺だ。...行くぞレーヴェ｣
｢え、あ、うん｣
私とヴィクトルが思わず固まっていると、腕を引かれそのままエレベーターがある場所まで連行された。
2つあるうちの右側のエレベーターがなにやら騒がしかったので、左側のエレベーターに乗ることにした。
入ろうとすると、中にいる男性が丁度ドアを閉めようとしたところだったので、ユーリが足を入れてドアを止めた。
中にいたのは＿＿＿勇利だった。
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倉狩莉緒菜(プロフ) - あずき。さん» お返事ありがとうございます！ぜひとも応援させてください！いまのままでも充分いい話です(＞＜)レーヴェちゃんもユリオも最高です！！最近インフルやノロが流行っておりますので、お気をつけて更新してください(^^) (2017年1月6日 21時) (
レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
あずき。(プロフ) - 倉狩莉緒菜さん» コメントありがとうございます！！もっともっといい話になるように頑張りますので、これからもレーヴェとユーリを応援してやってください…！ (2017年1月6日 21時) (レス) id: bf0240cbf6 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - はじめから読んでいてとても続きが気になりました！早く続きが読みたいです(^^)更新頑張って下さい、応援しています！ (2017年1月5日 23時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずき。 | 作成日時：2016年12月29日 10時
