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温泉 on ICEの結果は、言わずもがな勇利の勝利だった。
私は結局、最後まで結果を見届けて、ユーリとは違う便で帰ろうと思った。
荷物を持ち、アイスキャッスルはせつを出ようとすると、目の前にヴィクトルが立ちはだかった。
｢レーヴェ、もう帰ってしまうのかい？｣
｢うん、ヤコフも待ってるだろうし｣
｢...このまま、俺の下で続ける気は？｣
｢...！｣
捨てきれなかった僅かな可能性を、まさか向こうから提示されるとは。だが、ここでヴィクトルに波に乗られる訳には行かない。
｢素晴らしい提案だけど、遠慮しておくね。ヤコフにどやされそうだし｣
｢それが理由なわけじゃないだろう？｣
この男は、なんでこうも簡単に人の心を読み取ってしまうのか。
どうして、本当の理由に、気付いてしまうのか。
｢...よく気付いたわね。ヴィクトルのくせに。｣
｢ヴィクトルのくせに、は酷くないかい？｣
｢別にいいでしょ...ありがとね、気遣ってくれて。何かあったら、本当にヴィクトルにお世話になろうかな｣
｢俺的には今から来てくれるのが一番だけど...いつでも頼っていいからね、レーヴェ｣
さよならは言わずに、軽いハグをして、素早くその場を去った。
＿＿＿本当に、ヴィクトルを好きになれたら良かったのに。
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倉狩莉緒菜(プロフ) - あずき。さん» お返事ありがとうございます！ぜひとも応援させてください！いまのままでも充分いい話です(＞＜)レーヴェちゃんもユリオも最高です！！最近インフルやノロが流行っておりますので、お気をつけて更新してください(^^) (2017年1月6日 21時) (
レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
あずき。(プロフ) - 倉狩莉緒菜さん» コメントありがとうございます！！もっともっといい話になるように頑張りますので、これからもレーヴェとユーリを応援してやってください…！ (2017年1月6日 21時) (レス) id: bf0240cbf6 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - はじめから読んでいてとても続きが気になりました！早く続きが読みたいです(^^)更新頑張って下さい、応援しています！ (2017年1月5日 23時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずき。 | 作成日時：2016年12月29日 10時
