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あの日をきっかけに、私はユーリから距離を置いていた。
理由は、幼馴染みでいなければならないのと、彼の恋を応援するためと、
あと一つは
「ユリオくん、あともうちょっとだよ!頑張れ!」
「わかってる!」
2人の姿を見るのが、辛いから。
今のところは、優子と普通に接していられるが、いつそれが出来なくなるかわからない。だから、優子を傷つけないためにも、距離を置こうと思って。
それは結局、ただ逃げているだけなのだけれど。
「...っ」
涙が溢れるのを堪えるように、アイスキャッスルはせつへ走って向かった。
自分が逃げていることなんてわかってる。だけど、そんなのどうすればいいのよ。
不安な気持ちを押し殺すように、1人リンクに立った。
____________________
...最近、レーヴェがおかしい。
前はうざいほど話しかけてきたのに、今は一言も話しかけてこないどころか、話しかけようとすると逃げられる。
お揃いの服も、着てくれなくなった。
「くそっ!」
アガペーの気持ちもわからない。ジャンプもスピンもステップも完璧なはずなのに、ヴィクトルには認めてもらえない。
___どうしたらいいか、わからない。
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倉狩莉緒菜(プロフ) - あずき。さん» お返事ありがとうございます!ぜひとも応援させてください!いまのままでも充分いい話です(><)レーヴェちゃんもユリオも最高です!!最近インフルやノロが流行っておりますので、お気をつけて更新してください(^^) (2017年1月6日 21時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
あずき。(プロフ) - 倉狩莉緒菜さん» コメントありがとうございます!!もっともっといい話になるように頑張りますので、これからもレーヴェとユーリを応援してやってください…! (2017年1月6日 21時) (レス) id: bf0240cbf6 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - はじめから読んでいてとても続きが気になりました!早く続きが読みたいです(^^)更新頑張って下さい、応援しています! (2017年1月5日 23時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あずき。 | 作成日時:2016年12月29日 10時