感動の再会。 ページ3
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「久しぶりー！！」
あれ？知り合いは影山しかいないはずだけどな。
こんな抱き着かれるくらい仲いい友達いたかな。
そう思って振り向く。
「……誰？」
まさかの知らない人だった！！怖！！！！
完全に不審人物でしょ。
先生呼んだ方がいいかな？あ、ここの生徒かごめん……(不安定)
誰かと間違えているのではないかと思い口を開きかけたが遮られた。
「えー！A覚えてないの私の事！」
ごめん覚えてないの……。
いきなりの名前呼び。
如何やら人違いではなさそうだ。
急いで記憶を遡る。
残念ながら私の一番最初の記憶である幼稚園の運動会まで遡っても彼女の姿はなかった。
「ほら、中総体で！」
彼女の言葉で、一気に幼稚園から中学まで記憶が成長する。
「あ……あー！」
思い出した。
去年の中総体、私の最後の大会で何度かやり合った相手。
県大会決勝で負け、東北大会決勝で勝った相手。
「釜川の！」
「そう！野村花那！一組！何組？」
ただ単語を並べただけの初歩的な会話に少し戸惑う。
いや、試合したときに何となくこういう子かなとは思ったけど想像より、その、すごい。
……頭が弱いのかな(オブラート)
「私は四組。野村さんは」
「花那でいいよ！」
「あ、うん。花那ちゃんは」
「花那でいいよ！」
「……」
呼び捨てにしろってことですね、ハイ。
悪気はないのが余計に質悪い。
怖いな〜。
「……花那は、新山には行かなかったんだね。釜川のレギュラーの人は大体新山だと思ってた」
「そうだけど、私は烏野！」
見えないだろうけど、この子は相当レベルの高いミドルだと思う。
推薦が来ないはずはないが、まさか蹴ったのだろうか。
「何で烏野に来たの？強いとこでバレーやらないの？」
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野村花那(のむらかな)
烏野高校 1年１組
バレーボール部
ポジション：ミドルブロッカー
身長：177.2�� 体重：60.8��
(高校1年4月現在)
誕生日：3月20日
好物：すき焼き
最近の悩み：高校に上がってから小テストの頻度増えすぎなこと
能力パラメータ(5段階)
パワー：３/スピード：４/テクニック：４/頭脳：３/スタミナ：５/バネ：３
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作者名：にはろ | 作成日時：2020年3月5日 18時
