【トリコ】小松成り代わり夢１【修業の合間編】

グルメ１４４ー９ ページ11

２人に緊張が漂う

あくまで余裕の男

「まさか…ここで闘る気か…？」

「ああ…それもいいな」

瞬間ーー

A、食器だけではなく椅子さえ衝撃に煽られ

天井には亀裂が

「…………遅い…」

表情を変えず吐き捨てる

「臨戦態勢に入るまでに０．５秒」

トリコの髪が覇気で揺れ動く

「かるく１０回は死んでるぞ」

『…………っ！』

次元があまりにも違いすぎる

「心配するなトリコ…今お前と闘る気はない…」

あの美食四天王すら赤子のよう

「私は本当に食事をしに来ただけだからな…」

両手をトリコの前に出し戦闘の意思がないのを行動で現す

「ただし…」

ゆっくりとその両手が下に降りる

「そう遠くない未来…必ず戦争が起こる…」

Aとトリコは表情を強張らせ耳を傾けた

「その時は芳醇な産声をあげる“ＧＯＤ”と濃厚に復活する“アカシア”のフルコースをかけてーー」

不敵な笑みで言い放つ

「勝負だトリコ！！」

「望むところだ！！スタージュン！！！！」

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