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大貴side
慧｢んー…それはだめだよ。｣
大｢！｣
伊野ちゃんは俺が見つめていたのに
気がついて優しく笑った
大｢っ…///｣
俺、やっぱり伊野ちゃんが…
伊野ちゃんが…
.
涼｢えぇ〜！？なんでですか〜！？｣
山田はそう言って伊野ちゃんと腕を絡めた
大｢っ…。｣
やだ、やめて…
俺の伊野ちゃんに触んないで…！
慧｢ぇ、ちょ…大ちゃん！？｣
これ以上あの2人を見ていたら
黒い感情が爆発しそうで屋上を飛び出した
伊野ちゃんの声は聞こえたけど走って逃げた
.
.
この時、山田が笑ってたのなんて気づかずに…
そして1人で人が
あまり通らない場所にしゃがみ込んだ
大｢ぅ、ｸﾞｽｯ…なんで…。｣
なんで、涙が出てくるの…
なんで、こんなにも辛いの…
やだよ、伊野ちゃん…
山田の腕、振り払ってよ…
伊野ちゃんが誰かに取られそうで嫌だよ…
俺はこの時、ようやく気がついた
伊野ちゃんにだけ胸がどきどきするのは…
伊野ちゃんの顔を見ただけで顔が熱くなるのは…
伊野ちゃんを誰かに取られたくないって思うのは…
全部、全部…
.
伊野ちゃんが、好き…だから…
どうして、気がつかなかったんだろ…
きっと俺はもっと前に伊野ちゃんに恋してた
伊野ちゃんに今すぐにでも想いを伝えたいけれど
こんな嫌な俺…見られたくないよ…
嫉妬深い、俺なんて…
でも、やっぱり…
大｢伊野ちゃ…好き、ｸﾞｽｯ…。｣
気持ちは抑えられない…
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やぶありLOVE(プロフ) - 更新お願いします！ (2019年10月2日 7時) (
レス) id: 08447510d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴーたん | 作成日時：2018年2月4日 20時
