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慧side
教室に入った途端、俺は注目された
｢あ、慧！大貴がお前に傘返しに来たんだって！｣
大｢っ…。｣
大ちゃんと目が合うとすぐに逸らされた
俺、嫌われたかな…
そう思いながら大ちゃんのところに行った
.
大｢ぁ、えっと…
か、傘…ありがとうございました！｣
大ちゃんは俺に傘を渡した
大ちゃんは俺とあいつが
付き合ってるって思ってるんだよね…
だから、もう敬語なの…？
慧｢うん、わざわざ返しに来てくれてありがとう。｣
俺は急に大ちゃんが
他人行儀なって胸が苦しくなった
もう、あの頃に戻れないのかな…
大｢じゃ、じゃあ…俺、戻ります。｣
大ちゃんは俺に背を向けて走り出した
慧｢っ…。｣
やだ、大ちゃん行かないで…
.
.
慧｢っ、大ちゃん…！｣
俺は思わず大ちゃんを呼び止めた
大｢…！｣
大ちゃんは立ち止まってくれた
そして振り向いて…
.
.
大｢なんですか？先輩。｣
慧｢っ…。｣
もう、伊野ちゃんって呼んでくれないの…？
俺は大ちゃんの画像のことが浮かんで
もう大ちゃんに話しかけるのはやめようと思った
慧｢…何でもない、引き止めてごめんね。｣
そう言うと大ちゃんは
涙目になって教室に戻って行った
大ちゃん、ごめん…
裏切って、ごめんね…
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やぶありLOVE(プロフ) - 更新お願いします！ (2019年10月2日 7時) (
レス) id: 08447510d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴーたん | 作成日時：2018年2月4日 20時
