夏

One Love 鳥谷敬(リク) ページ8

A「なんで分からないのっ、」




鳥谷「俺は分かってるつもりだった。」




A「…なんも分かってないっ！」




伝えたくて、でも伝わらなくて
この性格だから素直になれずに
いつも君は泣いていた


そんな季節を超えて俺らは今輝いている




A「いいなぁー、結婚」




鳥谷「…俺と結婚するんじゃないの」




A「するよ？したいよ？でもどうやって幸せになろうかなーって」




鳥谷「ふーん」




そんなことを考えて、それぞれの幸せのかたちを描いてた。


そしてそのかたちが重なり合って


今、大きな愛になる




コーン コーン コーン





鳥谷「ずっと二人で、生きていこう。」





A「…ありがとうっ…」





俺らがおじーちゃんおばーちゃんになっても


愛を誓います


Aは俺の全てのようだから


信じてる、いつもただ信じてる


同じ時間を刻む人へ




鳥谷「A」




A「ん？」




名前を呼ぶだけでもひとつひとつが愛しい




鳥谷「Aがいてくれるだけでもいい。なんもいらない。きっと幸せにする。」




A「…うんっ、」




鳥谷「だから、」






"俺と結婚してください"

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