どりーむまんしょん【プロ野球】 (ページ5)

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５部屋目☆色々あるよ、空腹の朝ページ5

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んー...よく寝た...

まだちょっと眠い体を起こす。

あれ...ここ、家じゃない...何処だろう...

あ、そういえばそうだった。

ここは新しく引っ越して来たマンションだもん、当然だね。

よく旅行とかの泊まりで起きる現象にけりをつけてから、わたしは起き上がった。

まだ新品の洗面所に行き顔を洗ったり...と朝の支度を済ませる。

あ...そういえばご飯どうしよう。

昨日は結局部屋に戻ったあとあのまま寝ちゃって、昼ご飯も夜ご飯も食べてない空腹な状態。

流石にこのままではまずいので、この辺のコンビニかなんかで買ってくるか。

自炊をやってる暇はないし。

パパッと身支度を済ませ、財布や携帯等を持って玄関を出た。

と同時に、隣の部屋からもドアが開く音。

慎吾「あーAちゃん！おはよ！」

えーっと、確か石川さん。

「おはようございます...」

慎吾「これからどこ行くん？」

「朝ご飯の買い出しです...」

慎吾「この近くに？」

あ...この辺にあるコンビニとかスーパーとかを確認し忘れてた...、、

慎吾「どこ行けばええか分かんないんやろ笑」

「ず、図星です...笑」

慎吾「それならここの下の食堂で食えばええんちゃう？」

「ここに食堂なんてあったんですか？」

慎吾「おん。俺の同期がやっとる。まあやっとる日は気まぐれなんやけどね笑」

へえ...そうなのか。
確かにエントランスの奥はなにかに続いているような感じだったけど。

慎吾『おーもしもしコンちゃんー？...そうそう...やっとるー？...おん、ありがとー！...ほなまたー』

わたしが考えている時に、電話をして確認を取ってくれた(のかな？)石川さん。

慎吾「やっとるみたいやで～食堂へは向こうのエレベーターの方が近いからな～」

石川さんが指差す向こうには、510号室の先のエレベーター。

二台目なんてあったっけ...笑

「何から何までありがとうございます...石川さん」

慎吾「新しく越してきた子に教えるのは当たり前やからなー笑...そういえば、名前で呼んで？」

「えっと...慎吾さん、ですか...？」

慎吾「そうそう！そんじゃ、ほなまた～」

私の頭をぽんぽんとして←！？501号室側に行ってしまったいしか...いや、慎吾さん。

な...今何を...

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近藤健介
403号室。
料理が得意で不定期に仲間を誘って食堂を営んでいる。石川慎吾たちとは大の仲良し。