4部屋目☆たまらん、とは ページ4
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ペットボトルを捨てようと立ち上がったと同時に、マンションの扉が開く音。
わたしは反射的に、ソファの後ろに隠れる。笑
そーっと見てみると、男の人が二人...
と思ったら、一人がこっちに近付いてきて。
?「あ...の...どうしました、?」
ひえっ、、気付かれてた、、
「いえっ何でもないですっ」
何でもあるから隠れていたんだが。
?「初めましてですよね、」
「で、ですね...」
独特な口調で話しかけてくる男の人。
?「...?どうしました??」
やっべ、この人の手に持ってるポ〇フルらしきお菓子をまじまじと見つめていたの、バレたか。
どうしていいか分からず、戸惑うわたし。
?「これですか?」
「はい...お好きなんですね...」
なんだか失礼な言い方をしてしまった、、
?「最近は飽きてきたんですけどね...一個食べます?」
飽きてきたんかーい...って、いまなんと!?!?
「い、いや、結構ですっっ」
?「そうですか.....」
さっきから失礼な事言いまくってごめんなさい...
わたしたちの間に異様な空気が漂い、一刻も早く逃げ出したい所...なのだが。
?「おー、ゲン〜、『たまらん』がトレンド入りしとるよ笑」
もう一人...。
?「まじすかネコさん...今度あの賞金で飯行きましょ...」
?「いや、俺の立場w翔吾さんに一緒に連れてって貰わん?笑」
?「あっ確かに...友哉も行くって言ってましたし...」
うーん、よく分からないが、『たまらん』の雰囲気はゲンさん?に合っている気がする...
って、自分でも何を考えているのやら。
?「そういやお前、友哉の体触ったら...」
?「あれはまぐれですよ...本当はネコさんが良かったっす...」
?「俺も寂しかったわー笑」
本当によく分からないがただならぬ雰囲気が漂い始めた...
わたしが退室するなら今のうちか。
無言でそーっと...
?「あ、すいません、これからよろしくお願いします!」
?「おお、女の子やん!」
「今日ここに引っ越してきました...はい...よろしくお願いします...」
苦手は相変わらずだ。
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源田壮亮
809号室。
甘い物が好きだったりする姿から『たまらん』と称される。何かで大活躍したらしい。
金子侑司
808号室。
『ネコ』と呼ばれる。源田壮亮とは仲良し。
沢山動いても落ちない帽子を探している(らしい)。
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はちみつりんご(プロフ) - 楓さん» 初めましてー!ありがとうございます(´∀`)頑張ります!笑 (2018年7月16日 14時) (レス) id: a6eecf24b0 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - はじめまして!毎回の更新楽しみにしています!! (2018年7月16日 13時) (レス) id: a1156f62ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はちみつりんご | 作成日時:2018年7月14日 0時