--彼女の日常。【短編集】

吉川尚輝 #G0 ページ12

☆リクエスト





尚輝｢おじゃましまーす｣


｢お邪魔されまーす｣






今日はオフの日

だけどあんまり足とか使わせたくないから
お家デート的な。





…




尚輝｢意外と綺麗なんだね｣


｢なに意外と って笑、几帳面なので｣


尚輝｢Aが几帳面、、笑。 はいすみません｣


｢よし｣









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私と尚輝は趣味が合うことが多く、

好きな食べ物とかもよく被る。



だけど今日はお互いに全く興味のない
DVDを借りてきた。





･




尚輝｢お前これほんとに見れんの？笑｣


｢見れるよ大丈夫｣





DVDをセットして、再生する。

その手は地味に震えている。







…






『実録、心霊オンパレード』






、、、



尚輝｢ごめんトイレ｣


｢えっ、｣


尚輝｢すぐ戻るから〜｣






と尚輝がトイレに向かった時。









｢きゃあああああっ！！！｣


尚輝｢あはは爆笑｣





部屋の電気を消してきたのだ。






尚輝｢トイレは嘘、笑｣


｢殴るよ！？｣


尚輝｢はい見よう見よう｣


｢ねえ電気は…？｣


尚輝｢この方が面白そう笑｣







こいつ正気じゃない。









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尚輝｢ふぅ 終わった〜｣


｢はあもう無理だわ…｣




尚輝｢明るかったら怖くなかったかもね｣


｢ほんとだよ｣








もうリプレイの時なんか
目をつぶっていた。






…





尚輝｢Aずっとくっついてたし
めっちゃ腕つかまってくるから集中
できなかった笑｣



｢う、うるさい｣



尚輝｢もうひとつ見る？｣



｢見ない！｣








･



･




くっついてられるから、


ほんとは見たかったかも。

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