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｢A｣
｢あ、おつかれ〜｣
資料室で探し物をしていると、理子に会った。
｢理子、今日もまた遅いの？｣
｢んーまあね。でもそれも今月いっぱいの話だし。それに今日は旦那が迎えにきてくれるから大丈夫｣
｢そっか、じゃあ安心｣
私が声をかけられたあの日以来、役所付近でマコトさんん見かけることは無かった。
けど、相変わらず理子に対するメールや電話などは続いてるようで、油断はできないので今も理子は一人で帰らないようにしていた。
都合がつけば旦那さんが迎えに来てくれてるし、早くマコトさんが諦めてくれればいいんだけど…
｢Aも残業なんじゃないの？帰り大丈夫？
私がもっと早く終われるなら一緒に車で送るんだけど…｣
｢大丈夫、私は誰かが帰る時に合わせて帰るから。理子は心配しなくていーの｣
｢ゴメンね…やな思いさせちゃって｣
｢理子が謝ることじゃないでしょ。気にしないで｣
理子と分かれて資料室を出ると、前に玉森くんが歩いてるのが見えた。
｢玉森くん｣
｢あ、おつかれさまでーす｣
｢残業？｣
｢はい。でもそこまで遅くはならないと思いますけど。藤澤さんはどうですか？｣
｢私ももうちょっとかかるな〜｣
｢じゃー今日送りますよ。一緒に帰りましょうよ｣
｢じゃあ終わるタイミングが合ったらお願いしよっかな｣
｢何時ごろ終わるかメドついたら教えて下さい｣
｢分かった｣
そして残業を終えて、玉森くんと一緒に帰る。
｢そういえば玉森くん、もうすぐ誕生日だよね？｣
｢はい、覚えててくれてたんですかー？｣
｢宮っちが悩んでたからね〜プレゼントどうしようって。"お前のセンス見せてみろ"って言ったんでしょ？笑｣
｢んははっ、言いましたね〜笑｣
｢鬼だねぇ〜笑。てか、私も悩んでるんだよね、プレゼント｣
｢え？｣
｢玉森くんにはさ、あれからよく送ってもらってるし、感謝の意味も込めて、何かプレゼントしたいなって｣
あの日以来、玉森くんは私のことを気にかけてくれて、時間が合えば一緒に帰るようになっていた。
｢そんな…気遣わないで下さいよ。俺が好きでやってることなんだし｣
｢でも、センス見せてみろって言われちゃあねぇ、プレッシャー感じちゃうけど。笑｣
｢んはは笑、それは宮田だけですから｣
｢何か好きなものとか欲しいものある？｣
んー…と玉森くんは少し考えて、｢じゃあ…｣と口を開いた。
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由貴(プロフ) - こんばんは凄く良いですね!!続きが気になります!! (2015年6月24日 0時) (
レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - アクビさん、お久し振りです。ひとまず仲直り★といったところでしょうか…。今後、また何かが起きる予感？！ですが、よろしければご覧くださいね。 (2015年6月22日 14時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
アクビ(プロフ) - みっくんと藤澤さん仲直りしてくれてよかったあ。何気にめっちゃ心配してました(^_^;) (2015年6月21日 22時) (レス) id: 955e42d8a3 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 光香子さん、いつもご覧頂いてるようで、ありがとうございます。私もラブラブなシーンを書きたいと思ってるんですが…笑。引き続きよろしくお願いします。 (2015年6月1日 0時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - まなたろさん、みっくんを応援してあげてください笑！今後ともよろしくお願いします笑…★ (2015年6月1日 0時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ | 作成日時：2015年5月26日 22時
