17 玉森side ページ18
サヤカちゃんの最後の出勤日。
マサトに誘われて、俺も店にやって来た。
シンヤは彼女との約束があってどうしても来れないみたいで、すごく残念がってた。
俺も、"サヤカちゃん"があの時会った藤澤さんの友達なのかどうか気になってたし。
｢マサトくん、来てくれたんだ。えっと…ユウタくん？だよね。来てくれてありがとう｣
…やっばりそうだ。
たぶん、サヤカさんも俺のことに気付いてる。
｢サヤカちゃん…あのさ、店辞めた後も…また会ってくれないかな？｣
｢え？｣
｢いや、これからは普通の友達として会えないかなって…｣
｢でも…｣
｢それともやっぱり、辞めた後も客と繋がってるのってマズかったりする？｣
｢あ、そうじゃないんだけど…実はね、｣
サヤカさんが話し出そうとしたら、ボーイさんに呼ばれて他のテーブルに行っちゃったきり、全然戻って来ない。
やっと戻って来た頃には、一時間近く経っていた。
｢ゴメンね〜、全然戻ってこれなくて。マサトくんは？｣
｢あ、トイレです｣
｢そっか。…あのさ、ユウタくん…気付いてるよね？私のこと｣
｢え？あー…この前役所で…｣
｢やっぱりバレてたか〜笑。あ、Aも藤ヶ谷くんもこのことは知ってるから大丈夫。
まあ今日で辞めるんだけどね｣
｢あの、マサトのことなんですけど…｣
｢あ、サヤカちゃんっ。戻ってこれたんだ｣
｢マサトくん。ゴメンね？遅くなって｣
そしてしばらく３人でたわいもない話をしていた。
マサトは本題を切り出すタイミングが無いようで、ずっとサヤカちゃんに話を合わせていた。
というより、サヤカさんは分かってるんだ。マサトの想いを。
だからマサトがそういう話ができないように、別の話題で会話を回してる。
結局、マサトが本題を切りだせないままお会計の時間。
サヤカさんは店の外まで見送りに来てくれた。
｢マサトくん、今までありがとう。私、今日はもうこれで上がりなの。最後のお客さんがマサトくんで良かった｣
｢サヤカちゃん…｣
｢ユウタくんも、ありがとね｣
｢あ、いえ…｣
｢サヤカちゃん、俺…サヤカちゃんのこと…好きなんだっ｣
｢マサトくん…｣
｢キャバ嬢だからとか関係なく、好きになってて…。まずは友達からってことで、どうかな？｣
マサトは、サヤカさんをまっすぐに見つめて告白した。
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泣き虫 - 北山君に抱き締められたいし、 男前だしイケメンだし、かっこいいし彼氏にしたいです。(^ .^)y-~~~ (2019年8月24日 8時) (携帯から) (
レス) id: 63b7d0fc4e (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - アクビさん、いつもありがとうございます★主人公とみっくん、ようやく落ち着いたようです笑。他の男子達はどう動くのか…そろそろラストに向けて更新頑張らせて頂きます。 (2015年9月23日 22時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
アクビ(プロフ) - みぃさんこんばんわ！更新ありがとうございます。みっくんがエロ可愛くて思わずコメントしてしまいました(=^ェ^=)藤澤さんは基本的にツンだけど、ふたりがラブラブで嬉しいです(笑)しかし他の男子たちの動きも気になる今日この頃です。 続きも楽しみにしています。 (2015年9月22日 20時) (レス) id: 955e42d8a3 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - アクビさん、ありがとうございます。主人公は小説ならではの、モテ女子です笑。今後もお付き合い頂けると嬉しいです★ (2015年8月24日 22時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 由貴さん、いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします★ (2015年8月24日 22時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ | 作成日時：2015年8月24日 19時
