※君がため 加藤清正 現パロ ページ6
【注】BでLなお話です。苦手な方はあちらの非常口からお逃げください。ほら、ピクトさんがおいでおいでしていますよ。同士はこのままスクロール↓
『ねぇねぇきよちゃん!』
「そう呼ぶな!」
誰もいない放課後の教室にて俺、加藤清正のことを"きよちゃん"と呼ぶ女に向かってそう叫ぶ
『あはーごめんごめん』
反省する気は0というような笑顔を向けてこう言い放つ
『やっぱりね、きよちゃんとみっちゃんだったらきよちゃんが上だと思うんだ!』
・・・
ため息しか出ない
『きよちゃーん?』
この女の名前はA
世にいう腐 女 子、というやつだ
因みにみっちゃんは石田三成のことである
「お前はまだそんなことを考えていたのか?」
『もちろん!BでLな話はいいよー?不 倫とか浮 気とかないし綺麗だし!3年生の半兵衛先輩と官兵衛先輩も出来てると思うんだ!ちなみに半兵衛先輩が上!』
「やめろ!」
『そうそう!前貸したマンガよんだ?』
「ああ、読んだ。結構面白かったな」
『ほんと?!』
「主人公とライバルのバトルシーンは熱かったなぁ」
『うんうん!愛を確かめあってるよね!』
あぁ、始まった
『きっとあの後【自主規制】とか【ピー】とか【バッキューン】とかさぁ!するんだよね!』
「やめろ!」
至って普通の、そしてオタクでもないオレがなぜこんな腐 女 子の話に付き合ってるかと言うと
『ねぇねぇきよちゃん聞いてる?』
「あぁ、悪い」
『考え事?』
「まぁな」
『そっかぁ。それでね!昨日pi○ivでほんとに素敵な絵師様に出会っちゃったの!いやーあの絵はいい!お話も素敵!CPもよかったし・・・本買おうかな・・・』
この笑顔が好きだからだ
話している内容はアレだがな
「清正!こんなところにいたのか探したぞ」
ガラッ!と乱暴にドアを開けて入ってくる三成
『探してたって・・・もしかしてみっちゃんときよちゃんそんな関係?!』
「やめろA」
「そんな関係?どんな関係だ」
『え?そりゃぁ勿論【自主規制】!』
「?清正【自主規制】とはなんだ?」
「三成、世の中には知らなくてもいいこともあるんだ」
『あ、もうこんな時間。帰んなきゃ。じゃぁねーきよちゃん、みっちゃん!』
「あ、あぁ」
「なんだ清正まだ告白してないのか」
Aがいなくなった教室で三成に言われた言葉
「そのうち、するさ」
「せいぜい横取りされないようにな」
君が好きだから
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桜 水樹 - 続編出た!!やっぱり素敵な小説です!!次の更新を楽しみに待ってます!! (2016年12月25日 12時) (レス) id: f80f976a8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:栞羅 | 作成日時:2016年12月23日 18時