アルマンディン ページ14
筆記試験が終わったあとに案内された場所は広い教室
何百人、何千人？とたくさんの人で溢れていた
とりあえず空いている席に座った
「あと3分か、もうすぐやな」
虎徹が腕時計をみて呟く
その表情には緊張が混じっていた
私の心臓もドクッドクッと脈打っている
手汗がじわりと浮かぶ
『ふぅ･･････よし』
そのとき
「Yeeeeeeaaaaaahhhhhhh！！！！！ヨーコソ！雄英へっっ！！」
鼓膜がびりびりと震えた
「Hey！今年もたくさんのリスナーが来てくれたぜっ！Thank you！！！ってことでさっそく入試の説明をするぜぇ？よっく聞いとけよっ！」
サングラスに特徴的な金髪、スピーカーのような首飾り(？)
「プレゼントマイクや･･･すっげー初めて見たわ〜」
ヒーロー好きの虎徹は隣で興奮してた
プレゼントマイクの説明を要約すると、取り敢えずロボットを倒す
そのロボットにはそれぞれ1.2.3ポイントと点数がついており、点数が高い人が合格となる
しかし、途中で現れる点数のついていないロボット＿＿＿所謂おじゃまむしがいるので気をつけろ、とのこと
『･･･私不利じゃん･･･(知ってたけど)』
「んだな」
私のつぶやきに虎徹が頬杖をつきながら返してくれた
「まぁでも安心せぇ、貞ちゃんつけとく」
『あ、ほんと？ありがとう』
貞ちゃんとは虎徹の個性”審神者”で召喚できる刀剣の付喪神、太鼓鐘貞宗のこと
小学生の頃は憑依出来る刀剣は1体、召喚出来る刀剣は2体だったが入試に向けて個性を強化し、今では召喚できる刀剣を5体に増やすことに成功した
虎徹のお母さんの言いつけなのか、修学旅行や社会科見学などの学外実習の度に危ないからと、刀剣をつけてくれていた
プレゼントマイクの説明が終わり、2つの試験会場に別れた
『虎徹と別々だね』
「せやなぁ」
『落ちないでね』
「お互い様や」
そう言ってコツンと拳を合わせ、分かれた
『よろしくね貞ちゃん』
私の隣にふよふよ浮いていた貞ちゃんに声をかけた
〈おう！任せとけ！姫さんはしっかり守るぜ！〉
頼もしいな
持ってきたジャージのチャックを1番上までジャっと閉めた
え？ダサい？･･････そうかな？
両腕には特殊な繊維を編み込んだワイヤー
ローファーから動きやすいシューズにはきかえて準備完了
「さぁ、行こう！」
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泡沫 - アンデシンのお話の時に、切島が最初は黒髪だったのに途中で赤髪になってますよ！ (2018年10月1日 13時) (
レス) id: c7686fef14 (このIDを非表示/違反報告)
煌(プロフ) - とても面白いです！あと、題名に【ヒロアカ】とおなじようにこんな感じで→【刀剣乱舞】って書いた方がいいと思いますよ！！ (2018年9月29日 15時) (レス) id: af7aa39c45 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - スフェン.ペリドット………私の知っている宝石の名前です、翡翠と書いて表示し、納得いかなかったので非表示にし、書き直したのですが、非表示を解きました、誠に申し訳ございません (2018年7月25日 7時) (レス) id: 756f061b7c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - パライバトルマリン.タンザナイト.ベニトアイト.シンシャ.フォスフォフィライト.ネプチュナイト.ヘミモルファイト.ゴーストクォーツ.アンタークチサイト.モルガナイト.ジェード.ユークレース.ラピスラズリ.レッドリベル.カンゴーム.ヘリオドール.パパラチア.ルチル (2018年7月25日 7時) (レス) id: 756f061b7c (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - うん！すごいです！頑張ってください！！ (2018年6月19日 2時) (レス) id: 807c8d7ebc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：栞羅 | 作成日時：2017年12月3日 1時
