アメシスト ページ12
翌日
『あ』
家のテーブルに置かれたひとつの弁当箱
『パパ弁当忘れてる』
ということで届けに行くことにした
・
・
ファットガム事務所は家からそう遠くない
徒歩で20分程、自転車で行けば5分だ
「おやAちゃん、お届けものか？」
『うん！パパのお弁当！』
「お！Aちゃんやないか！おおきゅうなったのぅ！」
「Aちゃん！ファットガムにいつもあんがとうって言うておいてな！」
この街ではヒーローファットガムの娘、ということで結構有名人だ
『わかった！言っとくねぇ！』
「かわええな」
「せやな」
小走りで事務所へと向かった
『こんにちはー･･････！？』
事務所のドアを開けようとした時、なんとなく嫌な予感がしたから少しだけ個性を使った
透視で見えたものはパパと知らないヒーローと･･････
素早くドアを離れて距離をとった
その瞬間、凄まじい音とともにドアが吹っ飛び、白いフード付きのマントを付けたヒーローが吹っ飛ばされた
『大丈夫ですか？』
三白眼の目元にマスクを付けた人
服装からしてヒーローかな？それにしては随分と若い
「A？なんでおんねん！？危ないからはなれときい！」
『パパ！』
事務所から出てきたヒーロー姿のパパ
あーいつ見てもかっこいい･･･
「･･･パパ？」
ボソッと彼が呟いた時私の体はガシッと掴まれた
『え』
「何しとんねん！その手を離せ！」
私をつかむ第3者の巨大な手はギリギリと私の体を締め付ける
『いっ･･･』
だんだん締め付けが強くなり、体から酸素が抜け出る
三白眼の彼はどうしよう、とうろたえた表情だった
だから私はあえて彼に言った
『た･･･たすけて･･･ヒーロー』
聞き取った彼の表情はハッとしたあと、何かを決意したようにかっこいい顔つきになった
彼の個性だろうか、手がアサリになり私を締め付けていた手を思いっきり打った
それからの行動は早く、タコの足で第3者を締めつけ、行動を抑えた
「っと、お疲れさん
パパの声が響いた
「
あぁやっぱりな、と思いつつ服の汚れを軽く落としたあとパパに弁当を渡した
『もうこれやめたらパパ？私いつも巻き込まれてるんだけど』
「すまんすまん」
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泡沫 - アンデシンのお話の時に、切島が最初は黒髪だったのに途中で赤髪になってますよ！ (2018年10月1日 13時) (
レス) id: c7686fef14 (このIDを非表示/違反報告)
煌(プロフ) - とても面白いです！あと、題名に【ヒロアカ】とおなじようにこんな感じで→【刀剣乱舞】って書いた方がいいと思いますよ！！ (2018年9月29日 15時) (レス) id: af7aa39c45 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - スフェン.ペリドット………私の知っている宝石の名前です、翡翠と書いて表示し、納得いかなかったので非表示にし、書き直したのですが、非表示を解きました、誠に申し訳ございません (2018年7月25日 7時) (レス) id: 756f061b7c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - パライバトルマリン.タンザナイト.ベニトアイト.シンシャ.フォスフォフィライト.ネプチュナイト.ヘミモルファイト.ゴーストクォーツ.アンタークチサイト.モルガナイト.ジェード.ユークレース.ラピスラズリ.レッドリベル.カンゴーム.ヘリオドール.パパラチア.ルチル (2018年7月25日 7時) (レス) id: 756f061b7c (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - うん！すごいです！頑張ってください！！ (2018年6月19日 2時) (レス) id: 807c8d7ebc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：栞羅 | 作成日時：2017年12月3日 1時
